3月末に京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、木津川、宇治川、桂川の三川合流地点にある堤防で、約1.3kmに渡り200本以上の桜が植えられています。
近年は、きれいな桜並木を見られると評判になり、毎年春になると多くの旅行者や観光客の方が訪れるようになっていますね。
夕方に見る満開の桜
背割堤の最寄り駅は、京阪電車の八幡市駅です。
駅を出て、北に10分程度歩けば背割堤に到着します。
初めての方でも、今の時期は駅に多くのお花見客がいるので、その人たちに着いて行けば背割堤に行けますよ。
御幸橋を渡り、背割堤の入り口にやってきました。
すでに背割堤の桜並木は満開ですね。
時刻は午後4時30分頃だったので、西日を横から受けたソメイヨシノが白く輝いていましたよ。
背割堤の南側の遊歩道を歩きます。
芝生の上は、満開の桜を楽しむ人々でいっぱい。
毎年、満開になると多くの人が訪れますが、お花見客の数は年々増えています。
遊歩道を西に向かって歩きます。
途中、養生中の芝生があり堤防の斜面が肌色になっていました。
まるで、砂丘にソメイヨシノが咲いているかのようですね。
青々とした芝生と一緒に見る満開の桜。
この日は、雲ひとつない快晴だったので、芝生に寝転ぶと気持ちよかったでしょうね。
堤防の西側にやってきました。
見たことのない巨木が養生中です。
案内板を見ると、平成30年(2018年)3月20日に八幡市橋本から移植したクスノキと書かれていました。
樹齢は100年以上で、木津川堤防強化工事のためにここに植え替えられたそうです。
堤防の西端から桜並木を眺めます。
まさに桜のトンネルです。
背割堤は、入り口から真ん中あたりまでは人が多いですが、西端まで来る人は少な目です。
なので、無人の桜のトンネルの写真を撮影するなら背割堤の西端まで来るのがおすすめです。
背割堤の桜並木は、南側から眺めるのが定番ですが、私は北側から見るのが好みです。
外側に反っていく桜並木が、どこまでも続いているかのように見えるのが良いんですよね。
また、北側の遊歩道を歩く人が非常に少ないのも魅力です。
桜並木と青空だけが視界に入ります。
堤防を横切り、南側の芝生にやってきました。
時刻は午後5時に近づいています。
西日を受けたソメイヨシノは、昼間よりも紅色がやや濃く見えます。
再び北側の遊歩道へ。
このまま、のんびり歩きながら背割堤の入り口まで戻りました。
背割堤の満開の桜は何度見ても美しく感じますね。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。