3月も後半となり、京都各地の梅も終わりが近づいています。
まだ咲いているところもありますし、今が見ごろという梅の名所もあるでしょうが、おそらく今年はもう梅を見に行くことはないと思います。
ということで、今回の記事では、2018年に訪れた梅の名所を振り返ります。
2月19日
今年、本格的に梅を見に出かけるようになったのは、2月19日からでした。
少し遅いかなとも思ったのですが、毎年、早めに梅を見に行ってほとんど咲いていなかったということがよくありましたから、意識的に遅めに動き出すことにしました。
檀王法林寺
最初に梅を見に行ったのは、京都市左京区の檀王法林寺でした。
参道の椿を見ることが目的だったのですが、あまり咲いていませんでしたね。
その代り、紅梅は花を咲かせ始めており、少ないながらもきれいな梅の花を見れました。
錦天満宮
次に訪れたのは、中京区の錦天満宮です。
錦天満宮も、境内はあまり広くありませんが、梅の名所として知られています。
本殿前の白梅はきれいに咲いていましたが、その他の梅は咲き始めでした。
錦天満宮に参拝した時に2018年の梅の開花は遅めだと感じましたね。
2月27日
梅の開花が遅れているなと思ったので、1週間以上待って2月27日に2回目の観梅に出かけました。
法住寺
京都市東山区の法住寺では、龍宮門前の紅梅が見ごろに入ってました。
その他の梅は、まだ咲き始めや開花前でした。
法住寺には何度も梅を見に来ているのですが、いつもフライング気味です。
智積院
法住寺の後は智積院(ちしゃくいん)に参拝しました。
智積院では、見ごろに入っている梅もありましたが、金堂の裏側は全く咲いていませんでした。
2018年の梅の開花はかなり遅いなと思っていたら、例年よりも10日以上遅れているとニュースで言ってました。
渉成園
七条大橋を渡り下京区の渉成園も訪れました。
この日は、梅が咲き始めたばかりで、観梅には早すぎましたね。
興正寺
興正寺では、紅梅が満開、白梅も見ごろに入ろうとしていました。
もう少し遅くに参拝していたら、満開の紅白の梅を見れたでしょうね。
梅小路公園
興正寺の次は、梅小路公園に行きました。
梅小路公園では、梅林の梅が見ごろとなっていました。
特に紅梅の先進みが早く、梅林全体が赤く染まっていましたね。
白梅も、そろそろ見ごろに入りそうな感じでした。
3月7日
3月7日は京都市上京区を中心に梅の名所を見て歩きました。
林光院
京の冬の旅で初公開された林光院では、鴬宿梅(おうしゅくばい)が2分咲きでした。
赤色から徐々に白色へと変わっていく鴬宿梅が満開になっている姿を見たかったのですが、残念でした。
1週間ほど遅くに参拝していれば、鴬宿梅が見ごろだったかもしれませんね。
相国寺
林光院が建つ相国寺の境内では、鐘楼近くの白梅が見ごろでした。
近くに植えられている椿も赤い花をたくさん咲かせていましたね。
豊光寺
林光院と同じく京の冬の旅で初公開された豊光寺では、梅が見ごろを迎えていました。
梅の数はそれほど多くはありませんが、赤色、ピンク色、白色と様々な梅の花が咲いていましたね。
もう少し遅い時期に訪れていれば、もっときれいな梅を見れたと思います。
京都御所
相国寺の南にある京都御所では、御常御殿の紅梅と白梅がきれいに咲いていました。
紅梅はまだ満開ではありませんでしたが、それでも十分に華やかでした。
白梅はすでに見ごろを迎えていましたね。
京都御苑
京都御苑の梅林も梅の開花が遅れていました。
それでも、出水の小川付近では白梅と紅梅が満開になっていたので、訪れて良かったです。
黒木の梅は、まだ咲き始めでしたね。
下御霊神社
京都市中京区の下御霊神社では、白梅が満開、紅梅が見ごろ前の状態でした。
毎年、下御霊神社の紅梅は遅めに開花するので例年並みの咲き始めだったのではないでしょうか。
2018年の京都の梅は、早咲きの品種は開花が遅かったですが、遅咲きの品種はいつもの年とそれほど変わらずに咲き始めたようですね。
3月9日
3月9日は今年最後の観梅となりました。
北野天満宮
北野天満宮では、境内の梅が見ごろとなっていました。
まだこれからという梅もありましたが、境内全体で見ごろでしたね。
また、この日は梅苑のライトアップも見てきました。
北野天満宮のばい煙がライトアップされたのは2018年が初めてでした。
梅は桜ほどは華やかさがありませんが、それでも照明に照らされた梅の花は桜にも負けないほど美しかったですよ。
今年は、初めて訪れた梅の名所がいくつかありました。
まだまだ知らない梅の名所が、いくつもあるんでしょうね。
梅が終われば、京都は、いよいよ桜の季節となり、多くの旅行者や観光客でにぎわいます。
京都は、この時期が1年で最も華やかになりますから、ぜひ桜を見にお越しください。