9月上旬。
京都市上京区の北野天満宮に参拝しました。
北野天満宮は、学問の神さまの菅原道真を祀っていることから、いつ訪れても修学旅行生の姿を見かけます。
大きな神社なので、修学旅行に限らず、国内外からの旅行者がよく訪れる定番の観光名所となってますね。
工事が行われている境内
北野天満宮の最寄り駅は、京福電車の北野白梅町駅です。
駅から東に5分ほど歩くと、大きな石造りの鳥居の前に到着します。
市バスだと「北野天満宮前」で下車してすぐです。
鳥居から出てくる人もいれば、入っていく人もいます。
常にタクシーが停車していることからも、北野天満宮が参拝者の多い神社だとわかります。
鳥居をくぐって参道へ。
人が少ない瞬間に撮影したので無人のように思えますが、いつものように参拝者は多かったです。
参道の西側では、北野天満宮会館の新築工事が行われています。
外観はほとんどできあがっているように見えます。
平成29年(2017年)9月30日までが工事期間ということですから、完成間近のようですね。
参道の中央に建つ大きな楼門をくぐります。
さらに参道を進み三光門へ。
この三光門は、星かけの三光門と呼ばれており、北野天満宮の七不思議のひとつです。
三光門の奥には本殿が建っています。
本殿付近も工事中ですね。
地面には真っ白な小石がたくさん敷かれていて、眩しく感じましたよ。
それでは、本殿にお参りです。
受験を控えている方は合格を祈願しておきましょう。
御手洗川付近の景観
本殿にお参りを済ませた後は、境内の西側へ。
この辺りも、工事が行われ、以前とは違った景観になっています。
下の写真に写っているのは、連歌所の井戸です。
近くに設置されている説明書によると、北野天満宮は文道太祖・風月本主と仰がれており、連歌所があったとのこと。
室町時代から江戸時代にかけて、連歌会が盛んに行われたそうです。
こちらは、きたのみたらし水占みくじ占い所です。
以前には、なかった小川ですね。
水占みくじは、初穂料300円です。
先ほどの「きたのみたらし水占みくじ占い所」に浸して占います。
こちらもできて間もない御手洗川です。
夏には、御手洗川で足つけ灯明神事も行われるようになりました。
御手洗川の石垣の上には、多くの萩が植えられており、少しずつ花が咲き始めていましたよ。
初秋の景色です。
本殿の裏にやってきました。
この辺りには多くの末社が並んでいます。
その中の地主神社(じぬしじんじゃ)の後ろには大きなイチョウの木があり、秋が深まると金色に染まります。
イチョウの葉が地主神社の屋根の上に積もる風景は見事ですよ。
北野天満宮は、御手洗川ができたこともあり、以前よりも美しい景観となっています。
どことなく上賀茂神社や下鴨神社に似てきた感じがしますね。
なお、北野天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。