8月下旬に京都市下京区の菅大臣神社(かんだいじんじんじゃ)に参拝しました。
菅大臣神社は梅の名所として知られているので、2月か3月に参拝するのがおすすめです。
今回は、近くを通りかかったので、久しぶりにお参りして行こうと思い、菅大臣神社に立ち寄りました。
無人の境内
菅大臣神社は、地下鉄四条駅または阪急電車の烏丸駅が最寄り駅です。
どちらの駅からも南西に徒歩約10分です。
菅大臣神社の西側の鳥居に到着しました。
鳥居をくぐって参道に進むと、「天満宮降誕之地」という石柱があります。
菅大臣神社に祀られている菅原道真は、この地で誕生したと伝えられています。
当地は、菅原道真の邸宅であった紅白梅殿や菅家廊下という学問所の跡とされているので、菅原道真が生まれた地だったとしても不思議ではないですね。
ちなみに京都市上京区の菅原院天満宮神社も、菅原道真生誕の地とされています。
参道をまっすぐ本殿に向かって進みます。
そして、2つ目の鳥居をくぐって本殿の前にやってきました。
菅原道真は、学問の神さまですから、頭が良くなるようにお願いしておきましょう。
菅大臣神社の狛犬は、ちょっと変わってるんですよ。
本殿の左前に座っている狛犬が、手招きをしているのです。
まるで福を招いてくれているようです。
本殿から眺める境内。
梅の木には、たくさんの葉がつき、夏真っ盛りといった感じです。
京都の夏は暑いのですが、幸い、この日は曇り空だったので、あまり気温は高くなりませんでした。
おかげで、汗もそれほどかかずに済みましたよ。
手水屋の牛。
頭が大きく賢そうです。
手水屋近くのお稲荷さんにもお参りしましょう。
建物はひとつですが、春崎稲荷社と三玉稲荷社が合祀されています。
商売繁盛のご利益を2倍授かれそうですね。
口を開けた阿形(あぎょう)の狛犬。
堂々とした狛犬であります。
私が菅大臣神社にいる間、参拝に訪れる人はいませんでした。
さすがに暑い夏に神社巡りをする人は少ないようですね。
境内は、あまり広くないのですが、車が数台停まっていました。
近くの人が駐車場として境内の一部を借りているのでしょうか。
京都の神社やお寺では、境内の一部を駐車場として貸しているところが多くあるので、菅大臣神社もそうなのかもしれません。
ムクゲの花が空を向いて咲いてました。
咲いていたのはこの一輪だけ。
そろそろ夏も終わりが近づいてますね。
なお、菅大臣神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。