大谷本廟のサツキ・2017年

6月上旬。

京都市東山区の大谷本廟を訪れました。

大谷本廟は、五条通から清水寺に向かう途中にあることから、多くの観光客や旅行者の方が立ち寄ります。

特に外国人旅行者の方の姿が多いですね。

この時期の大谷本廟では、参道脇でサツキが見ごろを迎えます。

今回の参拝は、そのサツキを見ることが目的であります。

参道脇のサツキ

大谷本廟の最寄り駅は、京阪電車の清水五条駅です。

駅から五条通を東に5分ほど歩き、東大路通とぶつかる交差点までやってくると、木々の緑に包まれた大谷本廟の境内が見えてきます。

入り口に架かる円通橋は、めがね橋とも呼ばれています。

円通橋

円通橋

橋の上からだと、なぜ、めがねなのかわかりませんが、少し北に歩いて横から橋を見ると理由がわかりますよ。

円通橋を渡るとピンク色の花が咲いていました。

ピンク色の花

ピンク色の花

この時期によく見かける花ですが、名前は知りません。

参道脇でも、サツキがピンク色の花を咲かせていました。

参道脇のサツキ

参道脇のサツキ

親鸞聖人の近くでもサツキが咲いていましたが、こちらは、あまりきれいではないですね。

親鸞聖人

親鸞聖人

向きを変えて、円通橋に向かって参道脇のサツキを眺めます。

サツキが並ぶ風景

サツキが並ぶ風景

サツキは日陰になるところに植えられているので、少しくらい写真になってしまいました。

仏殿付近のサツキ

参道を進み総門をくぐります。

すると緩やかな石段の先に仏殿が建っています。

仏殿

仏殿

仏殿の前では、サツキが赤色の花を咲かせていました。

サツキと仏殿

サツキと仏殿

ほぼ見ごろですね。

それでは仏殿にお参りです。

大谷本廟は、親鸞聖人の遺骨を納めています。

遺骨は東山の葬送地鳥辺野(とりべの)の北の大谷に納められましたが、後に親鸞聖人の娘の覚信尼が、現在の知恩院の北に改葬しました。

さらに江戸時代初期に幕府の命により、廟堂は五条坂に移転します。

これが現在の大谷本廟です。

仏殿にお参りを済まして振り返ると、サツキと総門が見えました。

サツキと総門

サツキと総門

この日は、参拝者が多かったものの境内は混雑していませんでした。

滅多に混雑することはないので、いつ訪れても、のんびりとお参りできますよ。

仏殿の東側にやってきました。

丸く整えられた松が、まるでヘビがとぐろを巻いているように見えます。

松

再び仏殿の前へ。

仏殿の少し南側では、薄いピンク色のサツキが咲いていましたよ。

薄いピンク色のサツキ

薄いピンク色のサツキ

このサツキは見ごろを終え、そろそろすべての花が散りそうな感じですね。

大谷本廟にいたのは短時間でしたが、サツキの花を見れて良いお参りができました。

なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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