2月23日。
京都市上京区の菅原院天満宮神社に参拝してきました。
菅原院天満宮神社は、社名からもわかるように学問の神様の菅原道真を祀っています。
菅原道真と言えば梅。
今回の参拝の目的は、そろそろ境内で花を咲かせているであろう梅を見ることであります。
3分咲きの紅梅
菅原院天満宮神社は、地下鉄丸太町駅から烏丸通を北に5分ほど歩いたところに建っています。
鳥居をくぐって境内へ。
境内は参拝者が少な目。
今の時期は高校や大学の入学試験が終わっているところが多いでしょうから、受験生らしき参拝者の姿もありません。
まずは鳥居をくぐった左側にある手水場で手と口を清めます。
そして本殿にお参り。
頭が良くなるようにお願いしてきました。
本殿の近くには地蔵尊と地蔵社があります。
地蔵尊は諸病平癒と子供守護のご利益を授けてくれます。
また、地蔵社には天道大日如来が祀られており、出世石神とも呼ばれているそうです。
さて、菅原院天満宮神社の梅ですが、名水を汲める蛇口付近の紅梅は3分咲き程度でした。
枝の先の方は赤い花で賑やかになってきているのですが、まだまだ全体的に華やかさがありません。
近くに寄って見ると、まだ咲き始めたばかりだとわかります。
八重咲きの紅梅は、開花が遅いのでしょうね。
牛の背中と紅梅。
奥には本殿も見えます。
境内の北側には、菅原道真が誕生した時に産湯として使ったと伝えられている井戸があります。
井戸の近くにも梅が植えられていますが、こちらは紅梅よりも開花が遅いです。
白い花がチラホラと咲いているだけ。
井戸の近くの梅は、赤色と白色の花を咲かせる源平咲きの梅です。
源平咲きの梅は、菅原院天満宮神社に限らず、他の梅よりも開花時期が遅いように思います。
二条城にも源平咲きの梅がありますが、3月上旬から中旬に見ごろを迎えますね。
本殿にお参りを済ませ、境内の梅も見たので、そろそろ境内から出ることに。
神門の近くの木には、梅みくじがくくられていました。
通常は梅の花が開いたような形をしているのですが、上の写真に写っている梅みくじは変な形になっています。
でも、中吉と大吉なので、おみくじを引かれた方はきっと良いことがあるでしょう。
2月23日の状況から予想すると、紅梅の見ごろは3月に入ってからになりそうです。
源平咲きの梅は紅梅よりも見ごろに入るのが遅そうですね。
なお、菅原院天満宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。