11月下旬。
京都市下京区の西本願寺を訪れました。
西本願寺には、カエデがあまり植えられていないので、紅葉の名所とは言えません。
でも、境内に立派なイチョウが数本植えられており、11月になると金色に輝いた姿を見せてくれます。
なので、11月の紅葉シーズンには、西本願寺のイチョウの黄葉も見ておきたいです。
見ごろのイチョウの黄葉
西本願寺は、京都駅から西に15分ほど歩いた辺りに建っています。
私が訪れた時刻は、午後4時過ぎ。
さすがにこの時期は日が落ちるのが早く、空が薄暗くなりはじめていました。
西本願寺の御影堂門(ごえいどうもん)近くにやってきました。
塀を乗り越えてきそうな背の高いイチョウが見えます。
黄葉が見ごろを迎えているようですね。
御影堂門から境内に入ります。
すると目の前に横に広がった変わったイチョウが現れます。
このイチョウは逆さイチョウと呼ばれています。
木を逆さにして植えたら、このような姿になったのだとか。
今では、西本願寺の名物となっていますね。
境内のやや北側にあるイチョウもきれいに黄葉していました。
その向こうに見える建物は経蔵です。
私が西本願寺に訪れた日は、何やら法要が行われており、御影堂と阿弥陀堂に入れそうな感じではありませんでした。
夕暮れ時なのに境内には、多くの参拝者がいましたよ。
もっと早い時間帯だと、さらに賑やかだったでしょうね。
また、境内には、おてら かふぇ&まるしぇ AKARIが設置されており、その中にも多くの観光客の方がいました。
西本願寺に参拝した時には、休憩を兼ねてこちらにも立ち寄ると良いでしょう。
なお、おてら かふぇ&まるしぇ AKARIは、2017年5月31日までです。
来るときに見た御影堂門近くのイチョウの側にやってきました。
地面にイチョウの葉が散っています。
それほど散ってはいないみたいですが、そろそろ黄葉の見ごろが過ぎ始めているようです。
この日は、飛雲閣の拝観もできました。
飛雲閣がある敷地にはカエデが植えられており、良い感じで紅葉していましたよ。
ただ、飛雲閣の写真撮影は禁止のため、紅葉の写真は撮れませんでした。
でも、飛雲閣の外から少しだけ紅葉が見えたので、鐘楼越しに写真を撮影。
手前のイチョウの黄葉と混ざって秋らしい写真になりました。
徐々に空が暗くなっていきます。
薄暗い境内で見るイチョウは、秋のもの悲しさを感じさせます。
手水屋の屋根越しに見るイチョウ。
そのイチョウの全景はこんな感じです。
木の先がとんがっていないので、手入れの際に伐ってしまったのでしょうか。
それにしても、西本願寺のイチョウは、どれも背が高く立派であります。
最後に逆さイチョウを見上げて西本願寺を後にしました。
西本願寺は京都駅から近く便利な場所に建っています。
京都旅行の際は、参拝しておきたいですね。
この後は、東寺に紅葉のライトアップを見に行きました。
なお、西本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。