9月末に四条烏丸の平等寺に参拝した後、近くの仏光寺のも立ち寄りました。
仏光寺は、浄土真宗のお寺で、四条烏丸のビジネス街に割と広い境内を有しています。
多くのビルが立ち並ぶ中に建つ仏光寺は、ほっと一息つける空間となってますね。
のんびりとした境内
仏光寺の最寄り駅は、地下鉄四条駅もしくは阪急烏丸駅です。
どちらの駅からも南に5分程度歩けば仏光寺に到着します。
今回は、平等寺に先にお参りしたので、駅から遠いお寺の南側から境内に入ることに。
まずは、境内の南西にどっしりと建つ阿弥陀堂にお参りです。
参拝者は中に入ってお参りできますよ。
広々とした畳の部屋は落ち着きます。
足を投げ出してくつろぎたくなりますが、本尊の阿弥陀さまに失礼なのでやめましょう。
それでは阿弥陀さまにお参り。
阿弥陀堂の北隣には大師堂があり、両堂の間には数本の八重紅枝垂れ桜が植えられています。
今年の春は、あまりきれいに花が咲かなかったのですが、緑色の葉はたくさん付いていますね。
来年の春は、きっと、きれいな花を見れるでしょう。
大師堂も、阿弥陀堂と同じように大きなお堂です。
大師堂には、浄土真宗の開祖である親鸞聖人の座像が安置されています。
京都市内の浄土真宗のお寺として有名なのは、東本願寺と西本願寺です。
どちらも仏光寺と同じような建物の配置となっています。
ただ、規模は東本願寺と西本願寺の方が大きいですね。
境内の北西に親鸞聖人を祀るお堂、南西に阿弥陀さまを祀るお堂が建っている点では、東本願寺に似ていると言えます。
境内の東側には休憩所があります。
以前から休憩所はあったのですが、数年前にD&DEPARTMENTと京都造形大学が共同でお食事処を運営するようになっています。
カフェとしても利用できますから、京都観光で四条烏丸に訪れた時は、仏光寺で休憩するのも良いですね。
また、境内の南側にも名産品を販売している建物がありますよ。
休憩所の前に植えられているサルスベリの木には、まだ赤色の花が残っていました。
さすがに花の数はかなり少なくなっています。
仏光寺の境内は、中央に建物がないので、とても広く感じます。
そう言えば、東本願寺や西本願寺も、中央に建物がないですね。
それが、浄土真宗のお寺の特徴なのでしょうか。
そろそろ境内から出ることに。
帰りは、境内北東にある御影堂門から出ましょう。
門の前で、ハトが通せんぼをしていました。
ちょっと道をあけてくれませんか。
ハトは、そっぽを向いてます。
なお、仏光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。