少しずつ秋らしい気候になってきた9月下旬。
京都市左京区の岡崎別院に参拝した後、お隣の岡崎神社にもお参りをしてきました。
岡崎神社は、境内のいろんな場所にウサギがいることで知られている神社です。
そのウサギたちが人気があり、近年、岡崎神社に参拝する人が増えていますね。
様々なウサギたち
岡崎神社は、市バス停「岡崎神社前」からすぐの場所に建っています。
地下鉄だと蹴上駅、京阪電車だと神宮丸太町駅が最寄り駅になります。
どちらからも徒歩約15分なので、市バスを利用した方が便利ですね。
岡崎神社の鳥居の前に到着。
石畳の参道を進み境内へ。
境内の中央には、松などのきれいに手入れされた木々がたくさんあり、ちょっとした庭園のような感じです。
木々の後ろには、小さなウサギたちが整列しています。
このウサギたちは、社務所で授与しているうさぎおみくじです。
たくさん並んでいるうさぎおみくじを見るだけで、岡崎神社が人気のある神社だとわかりますね。
手水屋には、黒光りしたウサギもいます。
このウサギは、厄除子授兎です。
水をかけて、お腹をさすりながら、子授けや安産を祈願します。
岡崎神社は、子授けと安産のご利益があると昔から信仰されています。
ウサギは多産なので、子授けや安産の信仰の対象となったようです。
岡崎神社が建つ辺りは、昔はたくさんの野ウサギが生息していたそうですが、現在は全く見かけませんね。
石段の先に建つ本殿。
本殿の前には、狛兎がちょこんと座っています。
右側の口を開けた阿形(あぎょう)の狛兎はオスです。
そして、左側の口を閉じた吽形(うんぎょう)の狛兎がメスです。
ウサギは、岡崎神社の祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の神使いとされています。
狛兎を撫でて祈願すれば、縁結び夫婦和合のご利益を授けてくれるそうですよ。
ちなみに京都には、安産や子授けのご利益を授けてくれる神社がいくつもありますから、岡崎神社の他にも参拝しておくと良いでしょう。
狛兎が岡崎神社に登場したのは2010年のこと。
あれから6年経っているので、真っ白だった体が少し灰色に変わっていますね。
それでは本殿にお参り。
安産、子授け、縁結び。
その他に金運のご利益も授けてくれますから、まとめてお願いしておきましょう。
本殿にお参りを済ませた後は、参道わきの三宮社にも参拝。
こちらには、お稲荷さんが祀られているので、商売繁盛を祈願します。
それでは、境内から出ることにしましょう。
ご家族に出産を控えている女性がいる方は、ぜひ、岡崎神社に参拝してください。
なお、岡崎神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。