11月下旬に京都市左京区の南禅寺に紅葉を見に行ってきました。
南禅寺は、京都市内でも有名な紅葉の名所です。
最近は、海外の旅行者にも人気が出てきており、秋の行楽シーズンには国内外から多くの観光客の方が訪れます。
11月下旬は紅葉が見ごろを迎えている時期ですから、特に人が多いだろうと覚悟した上で南禅寺を訪れました。
見ごろ過ぎの紅葉
南禅寺へは、地下鉄蹴上駅から北に5分ほど歩きます。
長い参道の脇でも、カエデが紅葉していますね。
参道
この色付きだと、境内も紅葉がきれいなのではないかと期待して総門をくぐりました。
しかし、期待したほど紅葉はきれいではありませんでした。
勅使門と紅葉
散っているモミジが多く、見ごろ過ぎといった感じですね。
雄大な三門と一緒に見る紅葉。
三門と紅葉
枝先のモミジが散っています。
色付きもあまり良くないですね。
真っ赤に染まる前に散ってしまったような感じです。
三門の南側の紅葉は、全体的に見ごろが過ぎていました。
境内の紅葉
でも、三門の北側のカエデは青葉が目立っていました。
三門の後ろの青葉
これらの青葉は、この後、真っ赤に色づいたのでしょうか。
それとも、あまり色付かずに散ってしまったのでしょうか。
2015年の京都市内の紅葉は、11月中旬の暖かい気候のせいで色付くのが遅くなり、多くの紅葉の名所の見ごろ時期が1週間ほど遅くなりました。
三門の北側の参道の両脇の紅葉も色づきが悪かったです。
三門の北側の紅葉
この辺りは、まだこれから赤くなりそうな感じでしたが、それにしても11月下旬でこの色づき方ですから、紅葉を見に来た方はがっかりしたでしょうね。
法堂（はっとう）の裏側のイチョウは、半分以上の葉を散らしていました。
法堂の後ろのイチョウ
どうやらイチョウは、例年並みに黄葉したようです。
でも、散るのがやや早かったように思います。
法堂の南側のモミジも、かなり散っていました。
法堂と紅葉
木の下の方は青葉が残っているんですけど、見ごろは過ぎています。
参道の奥にある本坊。
本坊と紅葉
この辺りの紅葉は、これからといった感じでした。
私が訪れた日に見た紅葉では、この辺りが一番きれいでしたね。
境内の南側に建つ水路閣のカエデは、まだほとんど紅葉していませんでした。
水路各付近の紅葉
おそらく、12月初旬に見ごろを迎えたのではないでしょうか。
溝付近の紅葉は、やや見ごろすぎ。
溝と紅葉
秋の終わりを感じさせる風景です。
2015年の南禅寺の紅葉は、それほどきれいではありませんでした。
毎年きれいな紅葉が見れるわけではないことを改めて実感しましたよ。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。