6月末。
京都市上京区にある京都御苑を散策してきました。
私が訪れた日は、梅雨らしく曇り空でしたが、徐々に気温が上がりつつある時期ですから、曇っている方が涼しくて京都散策には良いですね。
青葉と芝生がみずみずしい
京都御苑の最寄り駅は、地下鉄だと丸太町駅か今出川駅、京阪電車だと神宮丸太町駅か出町柳駅です。
南側から京都御苑内に入るなら地下鉄丸太町駅か京阪神宮丸太町駅で下車するのが便利ですね。
私は、南側から京都御苑に入りました。
広々とした砂利道を歩くのも、京都御苑散策の楽しみのひとつであります。
でも、夏のかんかん照りの日だと、日差しがとても暑く感じるので、木陰を歩いた方が良いですね。
京都御苑内は、適度にそよ風が吹いているので、夏でも比較的涼しいですよ。
ベンチで昼寝している人の姿もよく見かけます。
真っ青な芝生に植えられているカエデの木。
早いもので枝先の葉が赤く色づき始めていました。
芝生と砂利道の境目を歩いていきます。
砂利が深いところを歩くと疲れますから、道の端の砂利が少ない部分を歩くのがおすすめです。
京都御苑内の南西にある九条池にやってきました。
曇り空の下で見る九条池は抹茶のような緑色。
奥に見える建物は拾翠亭です。週末に拝観可能で、夏になるときれいなサルスベリを観賞できますよ。
京都御苑内で、最も広い砂利道が九条池から北の建礼門まで続く建礼門前大通りです。
写真中央に見えるのが建礼門で、その奥に見える大きな屋根が紫宸殿です。
建礼門前大通りを建礼門に向かって歩いていると、公卿になったような気分です。
京都御苑内には、所々に休憩所が設置されています。
南西にある休憩所は堺町休憩所です。
外観が京都御苑に馴染んでいますね。
梅雨時は、カエデの青葉がみずみずしく感じます。
出水の枝垂れ桜も、すっかり緑色となり、しっとりとした感じです。
出水の小川付近ではガクアジサイが咲いていましたよ。
梅雨らしい景色を眺めながら、京都御所の西側の塀沿いを北に歩き京都御苑の外に出ました。
京都御苑は植物がとても多いので、その時の季節感を感じることができます。
なので、京都に行く予定があるけど、どこを散策するか決まっていないという方は、京都御苑に訪れると良いですね。
京都駅からだと地下鉄に乗車して4駅目ですから、行き方も簡単です。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。