6月15日に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に青葉まつりを見に行った際、境内に植えられているアジサイも観賞しました。
智積院は、四季折々の草花を楽しむことができるお寺で、梅雨の時期はアジサイが特にきれいなんですよね。
しかも、アジサイを見るのに拝観料は必要ありませんから、気軽に参拝できます。
金堂の北側のアジサイ
智積院は、京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
アジサイが植えられているのは、金堂の周囲です。
金堂の北側にやってくると、やはり予想通りアジサイが見ごろを迎えていました。
金堂の北側は赤系統のアジサイが多めです。
こちらは紫色のアジサイ。
赤くなるべきか青くなるべきか迷ったような花の色をしていますね。
こちらは比較的赤色がよく出ているアジサイ。
ピンク色に近い色をしていますね。
金堂の裏側のアジサイ
智積院で最もアジサイが美しいのは金堂の裏側です。
境内の東側にあたり、一帯はアジサイ園となっており、様々な色のアジサイを見ることができます。
青色、赤色、色の薄いもの、それらを一度に見ると、より一層華やかに見えます。
アジサイに近寄って、じっくりと見るのも良し。
まだまだ花も葉もみずみずしさを保っています。
金堂と一緒に見るアジサイも味がありますよ。
青葉まつりの日ということもあり、金堂の裏側にはたくさんの人がいました。
でも、普段はほとんど人がいないので、心静かにのんびりとアジサイを観賞できますよ。
智積院のアジサイは、まだまだ人に知られていないので、穴場と言っても良いでしょう。
京都市内の観光名所は、海外からお越しの旅行者で賑わっていることが多いのですが、智積院では外国人旅行者の方を見かけませんでした。
おそらく、智積院は海外のガイドブックに掲載されていないのでしょうね。
金堂の南側には、真っ青なアジサイがたくさん咲いていました。
この日、最もきれいだと感じたのが、この青色のアジサイです。
写真で見ると、やや紫がかっていますが、実際に見ると、本当に真っ青でしたよ。
もうちょっと暗めにして撮影すれば、鮮やかな青色に写せたかもしれません。
智積院のアジサイは、6月いっぱい楽しめます。
梅雨の時期は、よく雨が降るのでなかなか京都に観光に行こうと思わないかもしれません。
でも、雨がよく降るこの時期だからこそ見れる美しい景色もありますから、ぜひ梅雨時も京都を訪れてください。