1月上旬に訪れた京都市左京区の宗忠神社。
目的は新年のお参りです。
宗忠神社には、以前に何度か参拝していますが、年明けの早い時期に訪れたのは今回が初めてです。
所々に雪が積まれた境内
宗忠神社は、京阪電車の出町柳駅から東に15分ほど歩いた辺りにある吉田山に鎮座しています。
境内に入ってみたのですが、参拝者は他に1人しかいませんでした。
三箇日を過ぎると、参拝者が一気に減ってしまうのは、どこの神社も同じですね。
有名な神社だと、一年中参拝者で賑わっているところもあるのですが。
拝殿の前にやってきました。
本殿は拝殿の後ろに建っています。
なので、拝殿の前から奥にある本殿に向かってお参りをします。
宗忠神社の本殿に祀られているのは、宗忠大明神です。
宗忠大明神とは、黒住教を開いた黒住宗忠のこと。
拝殿の前の溝には雪が積もっていました。
見た感じ、溝に自然に降り積もったのではなく、境内に積もった雪を溝に持ってきたような感じですね。
2015年は元日から京都は大雪となり、その雪が1週間ほど経っても、まだ融けずに残っているのですから、例年よりも気温がかなり低かったことがわかります。
特に山の上だと、冷え込みがきつかったことでしょう。
本殿と拝殿の周囲には柵がめぐらされているので、中に入ることはできません。
柵の外から本殿の前を見ると、山のようにして雪が積まれていました。
雪の山は数ヶ所にあり、天辺がとがった形をしています。
上賀茂神社などでは、白砂が円錐状に盛られていますが、宗忠神社の本殿前の雪の山は、どことなくそれに似ています。
本殿の右側には新明宮本殿があります。
新明宮本殿に祀られているのは、天照大神です。
新明宮本殿前には、もっと多くの雪が積まれていますね。
これだけの雪があれば、雪ダルマが作れそうです。
お参りを済ませて、東の石段を下り白色の鳥居の前までやってきました。
宗忠神社に参拝した時に見ておきたいのが、鳥居の両脇にいる狛犬です。
ここの狛犬は逆立ちをしています。
こんな姿の狛犬は、他の神社ではめったに見れません。
口を開いた阿形(あぎょう)の狛犬は、今にも噛みついてきそうです。
鳥居の左で逆立ちしている狛犬は、口を閉じた吽形(うんぎょう)。
なぜか、逆立ちしている狛犬を見ていると、おめでたい気分になってきましたよ。
なお、宗忠神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。