吉田神社に新年のお参り・2015年

1月上旬に京都市左京区の吉田神社に新年のお参りをしてきました。

吉田山は、神楽岡(かぐらおか)とも呼ばれる吉田山に鎮座している神社なので、他の神社よりも神々しく感じるんですよね。

なので、新年の早い時期に参拝すると、1年間、身も心も引き締まるような思いがします。

厄除開運のご利益を授けてくれる吉田神社

吉田神社は、毎年2月に行われる節分祭が有名で、その日は境内がたくさんの参拝者で賑わいます。

でも、それ以外の時期は、境内にそれほど多くの参拝者はいません。

一つ目の鳥居

一つ目の鳥居

京都大学の近くにあるひとつ目の鳥居に到着しましたが、人の姿が全くありませんね。

鳥居の前には大きな文字で「初詣」と書かれた案内が出ていました。

初詣

初詣

大元宮特別参拝、福茶接待とも書かれています。

本殿にお参りした時に福茶をいただきましょう。

参道を進み2つ目の鳥居までやってきました。

二つ目の鳥居

二つ目の鳥居

ここまで来ると、参拝者がちらほらと見られるように。

2つ目の鳥居の両脇の灯籠には、「月」と「日」の文字が書かれていました。

灯籠に書かれた「月」と「日」の文字

灯籠に書かれた「月」と「日」の文字

月と日の文字が何を意味しているのかはわかりません。

ちなみに吉田神社の灯籠には、神鹿が描かれています。

吉田神社の創建は貞観元年(859年)で、藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)が、春日の神霊を勧請(かんじょう)しました。

春日の神霊は、神鹿に召されて渡御したと伝えられていることから、その縁起にちなんで灯籠には神鹿が描かれているそうです。

境内には、神鹿坐像もありますよ。

石段を上り境内へ。

境内

境内

静寂に包まれた境内は、心を清めてくれます。

それでは、本殿にお参りです。

本殿

本殿

節分祭で有名な神社ですから、もちろん厄除開運のご利益を授けてくれます。

他にも家内安全、勧学、方除(ほうよけ)のご利益もありますよ。

参拝者が奉納したたくさんの絵馬。

参拝者が奉納した絵馬

参拝者が奉納した絵馬

初詣の時にこれだけ奉納されたのでしょうか。

本殿の右手前に建つ神楽殿には、未年の大きな絵馬が供えられています。

神楽殿の大きな絵馬

神楽殿の大きな絵馬

制作には幼稚園児たちも協力したそうですよ。

他にも神楽殿の中には、様々な品が奉納されています。

神楽殿の中

神楽殿の中

吉田神社に保管されている宝船。

宝船

宝船

確かに船の形をしています。

それほど大きくない石ですが、福を呼び込んでくれそうですね。

水野種苗店が奉納した盆栽。

盆栽

盆栽

そう言えば、福茶接待と鳥居の前に書かれていましたが、境内を見渡しても、それらしいものはどこにもありませんでした。

三箇日を過ぎていたので終了したのでしょうね。

斎場所大元宮にもお参りに行ったのですが、門より先には入れませんでした。

斎場所大元宮

斎場所大元宮

こちらも特別参拝は終わったみたいです。

節分祭のときも、大元宮にお参りできるので、参拝したい方はその時に訪れると良いでしょう。

大元宮は、天神地祇八百万神(あまつかみくにつかみやおよろずのかみ)を中心とし、その周囲に伊勢二宮をはじめ全国の延喜式内社3,132座を奉祀しています。

本殿は八角形の形をしており、屋根は茅葺となっています。

珍しい姿をしているので、一度は見ておきたいですね。

神門の外からですが、大元宮にもお参りを済ませたので、たくさんの神さまからご利益を授かれたことでしょう。

なお、吉田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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