11月17日に京都市右京区の嵯峨野に建つ野宮神社(ののみやじんじゃ)に紅葉を見に行ってきました。
例年ならまだ紅葉の見ごろにはやや早い時期。
でも、2014年の秋は、例年よりも気温が低い日が多かったので、いつもより早めに紅葉し始めるのではないかと思い、この日を選んで野宮神社を訪れました。
観光客だらけの境内で落ち着いて参拝できず
野宮神社は、京福電車の嵐山駅から10分ほど西に歩いた辺りに建っています。
観光客の方に人気の嵯峨野の竹林を歩いていくのがおすすめです。
野宮神社の鳥居の前に到着すると、たくさんの観光客の方で道が埋まっていました。
普段から修学旅行生の姿をよく見かける神社で、1年を通して参拝者が少ない日はほとんどありません。
特に紅葉シーズンともなると、国内だけでなく海外からも多くの観光客の方が訪れるので、本殿にお参りするのも一苦労です。
黒木の鳥居の上の方が赤く色づいていますが、まだ見ごろにはちょっと早い感じです。
本殿の頭上のカエデもまだ青葉が目立っています。
それでも、オレンジ色から赤色に色づいている葉もあり、季節の移り変わっていく様を見ているようで風情があります。
それにしても境内は、観光客の方で本当に賑わっています。
特に中国からの旅行者の方が多いですね。
境内にいる参拝者の半分くらいは中国の方なのではないでしょうか?
天龍寺に紅葉を見に行った時も中国人の方が多かったので、おそらく、野宮神社と天龍寺はツアーのコースになっているのでしょう。
人気の苔の庭のカエデは、ほとんど青葉の状態。
黄色く色づいている葉もありますが、赤色になっているモミジは全くありませんでした。
やはり、訪れる時期が早かったようですね。
境内全体を見回しても、見ごろを迎えているモミジはほとんどなく、最も紅葉が進んでいる葉でも、まだオレンジ色の状態でした。
この様子だと、野宮神社の紅葉の見ごろは11月25日頃になりそうですね。
帰りに神社を振り返って見て、あらためて観光客の方が多い神社だと感じました。
鳥居前は、境内に入る人と出てくる人が途絶えることがありません。
でも、この人出は11月24日の振替休日までだと思います。
25日になれば、参拝者の数が今よりも減っているのではないでしょうか。
帰りに嵐山公園を訪れると、1本だけ真っ赤に色づいたカエデの木がありました。
ちょうど見ごろといった感じで、日差しを浴びてキラキラと輝いていましたよ。
なお、野宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。