初夏は、京都散策にはもってこいの季節です。
春先のように少し肌寒いといったこともなければ、夏のように汗をかくほど暑いわけでもありません。
梅雨のように雨が頻繁に降ることもないので、5月は、京都観光の日程も立てやすいですね。
初夏のある晴れた日。
ポカポカ陽気の中、京都市伏見区の乃木神社にお参りをしてきました。
のんびりとした境内
乃木神社は、JR桃山駅から東に8分ほど歩いたあたりに建っています。
比較的、緑が多い場所にあるので、駅から歩いているだけでも、すがすがしい気分になりますね。
乃木神社の入り口に到着。
明治の軍人乃木希典(のぎまれすけ)を祀っている神社ということもあって、「乃木神社」と刻まれた石柱にどことなく威圧感を感じます。
境内に入ると、そこは初夏の雰囲気がいっぱいの空間となっていました。
真っ白な花を咲かせたサルスベリとカエデの新緑。
赤いモミジもありますね。
境内の背後の山も青々として初夏らしい景色です。
境内の新緑も、若々しい緑色。目に優しそうですね。
風が吹くと、大きな鯉のびりが、気持ちよさそうに泳ぎだします。
ピンク色のツツジも満開です。
乃木神社に参拝している人は、あまりいませんでした。
地元のお年寄りの方が、散歩で訪れているような感じで、観光客と思われる人の姿はないですね。
なので、境内は、のんびりとした雰囲気が漂っています。
参拝者が休憩できるようにイスも置かれていますよ。
ゆっくりとお参りできるようにという神社の方の気持ちがうかがえますね。
初夏の晴れた日は、親しい人たちとお参りし、イスに座ってのんびりと語り合うだけでも、楽しいひと時を過ごせるのではないでしょうか。
十代の頃は、そういう時間の過ごし方は、非常に退屈に感じましたが、大人になると、それがとても贅沢な時間であることに気づかされます。
本殿前のカエデの新緑。
太陽に照らされ、葉がキラキラと輝いていました。
ツツジの蜜を吸いにアゲハチョウもやってきました。
社務所近くのプランターにも、初夏の花がたくさん植えられていて、華やかでしたよ。
先がピンク色で、中心に行くほど白くなるアメリカヤマボウシの花。
黄色い小さな花を無数につけたエニシダ。
これだけたくさんの花を咲かせていると、とても存在感がありますね。
初夏の晴れた日に乃木神社に参拝すると、とてもさわやかな気持ちになりますよ。
また、乃木神社は、思わず笑ってしまうようなご利益を授けてくれるので、ただお参りするだけでも楽しい気分になります。
なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。