4月上旬に京都市北区にある深泥池(みぞろがいけ/みどろがいけ)に行ってきました。
行ったというよりも、通りかかったと言った方がいいんですけどね。
深泥池というと、心霊スポットとして有名です。
なので、夜には、あまり近づきたくない池です。
私が通りかかったのは、昼間だったので、心霊現象が起こることはないでしょうが、池に落ちないように注意する必要はあります。
青空と池と満開のソメイヨシノ
深泥池に近づいてくると、何やら雲行きが怪しくなってきました。
この日は、風が強く、小雨もたまに降るような不安定な天気だったのですが、深泥池に来て、空に黒っぽい雲が目立つようになると、少し不安になります。
と言っても、空に浮かんでいた黒っぽい雲は、そんなに大きくなく、大部分は青空が広がっていて、とても爽やかな天候でした。
池のほとりには、満開になったソメイヨシノ。
大雨が降って増水すると、水に浸かりそうなところにありますが、こんなにきれいな花を咲かせているということは、そのような心配をする必要はないのかもしれませんね。
爽やかな青空の下で見る桜は、一段ときれいに見えます。
京都の春は、モヤがかかったような日がよくあるのですが、この日は、強風の影響か、空気がとても澄んでいました。
おかげで、遠くの景色も、はっきりと見えましたよ。
満開になったソメイヨシノは、枝先までいっぱい花が付いています。
青空と池と桜の組み合わせは、不思議と心が穏やかになります。
こんな爽やかな景色を見れるのは、1年を通して、この時期だけかもしれません。
池の水面には、風で散った桜の花びらが、たくさん浮いていました。
おそらく、まだ満開になったばかりだと思うのですが、こんなにいっぱいの花びらが散っているということは、相当きつい風が吹いたのでしょうね。
でも、枝先には、まだまだたくさんの花が残っています。
深泥池までわざわざ桜を見に来る人は、おそらく、そんなに多くはないでしょう。
私が、通りかかった時には、誰もいませんでした。
時折、自動車が通り過ぎて行くくらいですね。
深泥池の近くにある公園のソメイヨシノも満開でした。
緑色の芝生の上で満開になった桜も、とてもきれいに見えます。
まだ、背が低い桜が多かったので、植えられて間もないのでしょうね。
特に桜を見ようと思って立ち寄ったわけではなかったのに、池のほとりのきれいな桜を見ることができたので、なんだか得した気分になりました。