2月3日に護浄院を訪れました。
目的はもちろん節分祭です。
護浄院は、京都御苑の東にあるお寺で、清荒神(きよしこうじん)の通称で親しまれています。
普段、あまりお参りに行かないお寺なのですが、節分祭が盛り上がるということを知ったので、参拝した次第です。
広くない境内が大賑わい
清荒神の入口に到着。
多くの場合、お寺の山門は南向きや東向きなのですが、清荒神は北向きに建っています。
山門の外からでも、中の賑やかな様子がよくわかります。
清荒神の節分祭は、2月2日、3日、4日の3日間行われます。
3日間あれば、いずれかの日の節分祭に参加しやすいですよね。
他のお寺や神社も3日間くらいは、節分祭をやってほしいです。
中に入ると、子供用の絵馬みこしが2基置かれていました。
3日の午後から、園児たちが、神輿を担いで練り歩くとのこと。
テレビで見たことあるキャラクターが神輿の上にたくさん乗っています。
これは、園児たちも喜ぶでしょうね。
清荒神の境内は、あまり広くありません。
駐車場付きのコンビニくらいの面積でしょうか。
なので、節分祭に使う備品類が置かれると、とても狭く感じます。
加えて、参拝者の数も、とても多いので、窮屈感は否めません。
でも、節分祭は、これくらいの窮屈感の方が活気があっていいですね。
私が清荒神を訪れたのは、正午前でした。
豆まきは午後2時からということだったので、残念ながら参加することはできませんでした。
本堂には、お参りをする人の列ができていました。
本尊は清三宝大荒神です。
厄が祓われるようにしっかりと拝んでおきました。
ちなみに尊天堂内に祀られている福徳恵美須神は、京都七福神めぐりのひとつに数えられています。
こちらにもお参りしておきましたよ。
寺務所の前では、焚火をやっていました。
近くに寄るとポカポカと温かいですね。
焚火があるとないのとでは、境内の暖かさが全然違います。
今年の節分の日は、比較的暖かい陽気だったので、寒くありませんでした。
それでも、夕方近くになれば、体が冷えてきましたから、境内の焚火はありがたいですね。
清荒神では、あめ湯の接待も行われていました。
ここのあめ湯は、色が濃くて、見た目通り、味もしっかりとしていました。
量はそれほど多くはなかったのですが、生姜と濃厚な甘味が、とてもおいしいあめ湯でしたよ。
清荒神の節分祭は、地元の方たちが多く参加するお祭りといった感じでした。
地域に密着したお祭りは、人と人との触れ合いがあって、温かみを感じますね。
なお、清荒神の詳細については以下のページを参考にしてみてください。