11月20日に京都市伏見区の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に参拝しました。
目的は紅葉を見るため。
と言っても、紅葉の名所と言えるほど、たくさんのカエデが植えられているわけではありません。
いや、植えられていることは植えられているのですが、目立つところにないので、気づきにくいだけといった方が良いでしょう。
でも、そのおかげで、あまり多くの人が見に来ないんですよね。
本殿の裏側の紅葉
御香宮神社に到着。
最寄駅は、近鉄電車の桃山御陵前駅または京阪電車の伏見桃山駅です。
どちらの駅からも東に5分程度ですね。
道路をまたぐように建っている朱色の鳥居をくぐって境内への入口となっている表門の前へ。
この表門は伏見城の遺構です。
こういったところに歴史の面影があるわけですね。
表門をくぐって長い参道を進み割拝殿までやってきました。
割拝殿は、装飾が派手なことで有名です。
様々な動物の装飾を見ることができるので、割拝殿を1周するだけでも楽しめますよ。
この時期は七五三でお参りに訪れる家族が多いですね。
特に御香宮神社は、安産、子育てにご利益があるので、七五三でお参りするのに適した神社です。
本殿にお参りした後は、その左側に建つ社務所を通り過ぎて、本殿の裏側に回ります。
本殿の裏にはいくつか末社が並んでおり、その周辺にカエデが植えられています。
すでに見ごろを迎えたモミジがありますね。
でも、全体的には、まだまだこれからといった印象。
青葉が目立ちます。
緑から赤へと変化しつつあるカエデの葉。
こういうモミジを見ると、季節の移りゆく姿を視覚的にとらえることができますね。
末社の社殿付近から紅葉を観賞。
日影から撮影したので、薄暗い写真となってしまいました。
こちらのカエデの木は、上の方の葉から少しずつ赤くなっていました。
どの葉にも言えることですが、紅葉は上の方から始まりますね。
末社付近の紅葉を見た後は、表門へと引き返します。
その途中にある駐車場のイチョウが黄葉していました。
葉が少ないので散り始めているのでしょうか。
それとも、もともとこれくらいの量なのでしょうか。
駐車場から少し表門へ歩いた辺りに建つ桃山天満宮のイチョウは、まだ緑色でした。
駐車場とはそれほど離れていないのですが、色付く時期が異なるのが不思議です。
写真だと、日差しを浴びて黄葉しているように見えますが、まだ黄緑色でしたよ。
御香宮神社では、名水の御香水が湧き出しています。
参拝者は御香水を汲むことができます。
この日は、空のペットボトルを持っていたので、お賽銭を入れて、御香水を汲んで帰りました。
その御香水で、コーヒーを淹れましたよ。
気分的なものでしょうが、名水で淹れたコーヒーは透き通るような味わいでした。
インスタントコーヒーなんですけどね。
なお、御香宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。