9月中旬。
暑さが和らいできて、散策しやすい季節となってきたことから、京都市左京区の真如堂にお参りをしてきました。
この時期は、そろそろ萩が見ごろになる頃。
真如堂にも萩があるので、たくさんの花が咲いていることでしょう。
萩は咲きはじめ
吉田山の東のふもとに建つ真如堂。
長く延びた参道の向こうには、青空を背景に赤門が建っています。
その赤門の右前にある萩は、花が咲き始めたばかりでした。
時期的には、もっと花が咲いていても良さそうなのですが、夏の猛暑の影響か、例年よりも開花が遅いようです。
赤門をくぐった先に植えられているムクゲには、薄ピンク色の花がたくさん咲いていましたよ。
9月は、ムクゲやフヨウもきれいな花を咲かせる季節です。
京都の街を歩いていると、ところどころでムクゲやフヨウの花を見かけますね。
参道の先に建つ三重塔は、秋の日差しを浴びています。
この角度から撮影すると、屋根の辺りが白く写ってしまうんですよね。
参道の萩は、赤門付近よりも多くの花を咲かせていましたが、それでも少なめですね。
本堂にお参りを済ませて境内の様子を見ていると、花の木が色付き始めているのに気づきました。
花の木は、上の方から色付き始めます。
カエデよりも紅葉時期がやや早く11月中旬に紅葉します。
紅葉する過程では、上から赤、黄、緑と3色の葉を楽しませてくれます。
さすがに9月中旬なので、まだ上が赤いだけですが、それでも上と下で赤色と緑色が分かれた花の木は、きれいでしたよ。
これから、11月下旬までは、赤く色付いていく過程を楽しめそうですね。
三重塔近くのカエデの葉も少しずつ赤くなり始めています。
2013年の紅葉は、どんな具合になるのでしょうか。
夏の猛暑の影響が良い方に出るとうれしいんですけどね。
迎称寺の萩
真如堂の次は、その少し北に建つ迎称寺(こうしょうじ)に萩を見に行きました。
迎称寺は、萩の寺として知られています。
土塀に沿うように植えられたたくさんの萩が、赤色や白色の花を咲かせている姿を想像していたのですが、こちらも真如堂と同じく、あまり花は咲いていませんでした。
東側の土塀まで行ってみると、たくさんの白い花を付けた萩がありました。
ほとんど崩れかけている土塀の前で、きれいな花を咲かせています。
それにしても、迎称寺の土塀は、いつ崩れてもおかしくないくらい、傷みが激しいですね。
なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。