2010年から始まった京の七夕。
旧暦の七夕に合わせた行事で、堀川と鴨川で夜になると様々な催しが行われます。
2013年の京の七夕は、8月3日から12日まで。
ということで、初日に京の七夕を見に行ってきましたので、今回は、その中の二条城の夜間拝観の様子をお伝えします。
二の丸御殿に映し出されるプロジェクションマッピング
二条城の入場は午後7時から。
私が到着したのは7時少し過ぎだったのですが、入城が始まっているにもかかわらず長蛇の列が入口の大手門から北に向かってできていました。
5分ほど待って東大手門から入城。
城内に入ってすぐのところでは、笹に短冊を結ぶ人たちが大勢いましたよ。
願い事が叶うと良いですね。
南東の櫓がライトアップされています。
その手前に並んだ竹の灯りが情緒的です。
竹は、いろいろな模様に穴が空いており、そこから光が漏れるようになっています。
模様は竹ごとに異なっており、ひとつひとつ竹の灯りを見て歩くのも楽しいですよ。
工事中の唐門をくぐって二の丸御殿に進みます。
御殿内の拝観はできません。
建物に映し出されるプロジェクションマッピングがとてもきれいなんですよね。
プロジェクションマッピングは建築物の形状に合わせてプログラミングした映像を映すものです。
松の葉が、緑色の光線を浴びて、普段よりも鮮やかな色となっています。
プロジェクションマッピングは午後7時30分からということで、私が入城した時には、緑色の光を二の丸御殿に当てた状態で待機していました。
時間になるのを待っても良かったのですが、他にも見たいものがあったので、次に進むことにしました。
通路を照らす小さな灯りたち
二の丸御殿の次は、順路に従い城内の北側へ。
通路の脇に等間隔で置かれた灯りが風情がありますね。
夜店もまずまず繁昌しているようです。
ちょうど夕飯時なので、お店から流れてくる食べ物の香りがたまりません。
折り返し地点から出口に向かって歩きます。
ここも足元を照らすように等間隔に灯りが置かれています。
壁伝いに歩くと時代劇の中に入り込んだような気分に浸れます。
そして、出口に到着。
出口と言っても、ここは入城してきた東大手門なのですが。
京の七夕の二条城のライトアップは、いつみてもいいものですね。
毎年少しずつ趣向が変わっているので、また来年も楽しみです。
なお、京の七夕ではスタンプラリーが開催されています。
6つの指定場所のうち3つのスタンプを押せば、参加賞の「おけいはん茶」をいただけます。
さらにはがきで応募すると、旅館のペア宿泊券などが抽選で当たります。
参加賞はなくなり次第終了です。
それと、スタンプは鴨川会場と堀川会場の2ヶ所は必須です。
京の七夕2013年目次
- 京の七夕でライトアップされた二条城・2013年
- 京の七夕堀川会場・2013年
- 京の七夕鴨川会場・2013年
- 石清水八幡宮の夜間特別拝観・2013年夏