2月になると、そろそろ梅の開花状況が気になるところです。
とは言え、まだ2月上旬なので、どこの梅も咲き始めといった状況でしょう。
そういうことはわかっているのですが、2月7日に京都御苑の梅林がどうなっているのか、観察してきました。
咲き始めた梅
京都御苑の梅林は、敷地内の西にあります。
地下鉄丸太町駅もしくは今出川駅からだと歩いて10分くらいですね。
梅林に到着してみると、案の定、梅の花は全く見当たりませんでした。
梅の木に寄ってみると、骨組のような姿をしていました。
これでは、開花はまだまだ先になりそうですね。
早咲きの梅でも枝にピンク色のつぼみが付いている状態です。
どこかに少しくらいは梅の花があるだろうと梅林内をうろうろしていると、花を付けている梅の木を発見しました。
曇り空の中、寒さに耐えて咲いている姿は、力強さを感じますね。
2月7日の状況からすると、梅林の見ごろは2月末になりそうです。
梅林には、早咲きのものや遅咲きのものがあるので、見ごろ時期は1ヶ月近くありますよ。
西園寺邸跡のサザンカ
梅林を見た後は、その東側にある西園寺邸跡に向かいました。
梅林から赤いサザンカの花が満開になっていたのが見えたんですよね。
近くで見ると、花弁の汚れが目立ちましたが、きれいなものもいくつかありましたので、写真を撮っておきました。
西園寺邸跡のすぐ近くのサザンカは満開。
でも地面を見ると、たくさんの花弁が散っていました。
まだまだ花がたくさん残っていますが、近いうちに真っ赤なじゅうたんが出来上がりそうです。
ロウバイ
西園寺邸跡のサザンカの次は、梅林の南へ。
この辺りには、ロウバイが数本植えられています。
とても背が低いロウバイですが、黄色い花をたくさん付けていました。
近くに寄って、ロウバイの花を撮影。
ロウバイの花は、蝋で作ったかのような光沢があります。
ロウバイという名は、花が蝋細工のように見えることがその由来と伝わっていますが、近くで見ると、本当にそのように見えますね。
京都御苑内も、梅の花が咲き始めたので、そろそろ春の気配を感じられるかなと思ってしまいますが、まだまだ冬ど真ん中という感じで、寒かったです。
京都の春は、まだまだ先のようですね。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。