9月下旬に八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)にある放生池を見に行ってきました。
石清水八幡宮というと、男山の山頂に社殿があるため、池があるということを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、放生池は、山頂にあるのではなく、男山のふもとにあります。場所は京阪電車の八幡市駅からすぐで、石鳥居の辺りです。
アサザはまだ咲かず
下の写真に写っている石鳥居が石清水八幡宮の入口です。
八幡市駅近くのスーパーの裏側にあります。
ケーブル乗り場とは真逆の方向ですね。
石鳥居をくぐり、右を向くと放生池があります。
下の写真の四角い囲みに植えられているのはアサザですが、まだ咲いていません。
アサザは、夏から秋にかけて黄色い花を咲かせる多年草です。
環境省分類では、準絶滅危惧となっているそうです。
平成16年(2004年)に八幡市内の河川で自生しているのが発見され、放生池に移植されたとのこと。
八幡市名物の走井餅老舗さんのブログによると、このアサザは2011年の秋に放生池で保護され始めたそうです。
しかし、アサザの草があまり生えていなかったので、大丈夫なのかとちょっと気になります。
早く黄色い花を咲かせた姿を見たいですね。
放生池では、真っ白なハスの花がたくさん咲いていました。
ここのハスの花はとても大きく、人の頭くらいの大きさでしたよ。
あまりの花の大きさのため、その重さに耐えきれないのか、下を向いている花が多かったです。
ハスと言えば、真夏の花という印象がありますが、9月下旬でも、こんなに見ごろを保っているものなんですね。
石清水八幡宮のハスが特別なのでしょうか。
仲良く並んだハスの花。
どの花も真っ白で、赤色のハスはありませんでした。
スイレンも意外と多く咲いていました。
こちらも白い花ばかりでした。
そろそろ9月も終わりに近づいているので、ハスもスイレンも楽しめるのは、あとわずかでしょうね。
石清水八幡宮と言えば、8月の大雨で裏参道が土砂崩れを起こしていましたが、山のふもとの駐車場は復旧していました。
でも、まだ裏参道からは山上に上ることができないようです。表参道は無事なので、利用することはできますよ。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。