7月初旬に東山区の智積院にキキョウを見に行った後、近くの養源院と法住寺に立ち寄りました。
特に目的があったわけではなく、時間があったので、ちょっと寄り道していくかといった感じですね。
観光客の方が少ない季節なので、慌ただしさもなく、ふらっと思いついた場所に行くにはちょうど良い時期です。
養源院
智積院から3分ほど歩いて、養源院に到着。
門の前に立って中をのぞき見すると、やはり、参拝者の方はいないようです。
門をくぐり、左にある手水屋でカメラを構えている方がいらっしゃいました。
何を撮影しているのかと思って、レンズの先を見ると、アジサイが咲いていました。
花の色は、紫色に近い青色。
他にもアジサイがないものかと探してみたのですが、どうやら養源院は、これだけのようです。
手水屋の前の木には、日差しを浴びて育った青葉がびっしり。
参道の両脇も青々とした葉をたくさん付けた木々が立ち並びます。
青もみじがキラキラと輝いています。地面の苔とも調和していますね。
今まで養源院は、秋に訪れたことがないのですが、この青もみじを見ていると、紅葉の季節にも見に来たいですね。
参道の脇には、弁財天が祀られています。
その隣の赤松の幹が、何ともたくましいです。
養源院は、血天井を拝観することができますが、今回はふらっと立ち寄っただけなので、拝観はパス。
参道の途中まで来たところで引き返すことにしました。
法住寺
養源院の次は、お隣の法住寺に向かいました。
まずは、身代不動尊にお参り。
境内はあまり広くないので、それほど見るものがありません。
境内の中央には、枝垂桜があります。もちろん今は夏なので、花は咲いておらず、枝には緑色の葉がたくさんついていました。
これと言って気を引くようなものはなかったので、すぐに境内から出ることに。
門まで引き返してくると、青色のアジサイが咲いていました。
入ってきたときは、門の陰になっていて気づきませんでした。
やや盛りは過ぎているようで、花が乾燥してきています。
そろそろアジサイも終わりに近づいていますね。
法住寺と言えば、境内の裏に後白河天皇の陵があります。
この辺りは、後白河天皇が住んでいた法住寺殿があった場所です。
正面には、平清盛が後白河天皇に寄進した三十三間堂も建っていますので、興味がある方は、拝観すると良いでしょう。というより、三十三間堂の拝観後に法住寺に参拝するのが通常でしょうね。