観光客が少ない初夏の嵐山をのんびり散策

京都の観光地の中でも特に人気があるのが嵐山です。

嵐山と言えば、春の桜や秋の紅葉が有名で、この時期に訪れた方は、観光客の多さに驚いたことがあるのではないでしょうか。

「嵐山は混む」

そんな先入観を持ってしまった方もいらっしゃるかと思いますが、時期を選べば、混雑していない嵐山を観光することができます。

特におすすめなのが初夏の散策です。観光に適した時期なのに人が少なめなので、のんびりと散策することができます。

行列ができていない渡月橋

5月下旬に訪れた嵐山は、こんな感じです。

嵐山

嵐山

上の写真は、渡月橋の南側の嵐山公園なのですが、ほとんど人がいません。

人が少なくなった瞬間に写真を撮ったのだろうと疑われそうですが、そんなことはないですよ。

春や秋といった観光シーズンにしか嵐山を訪れたことがない方には、この人の少なさが信じられないのではないでしょうか。

渡月橋もほとんど車が通っていません。

渡月橋

渡月橋

写真が小さくて分かりにくいですが、観光シーズンなら、渡月橋の車道は渋滞していて、歩道も観光客の方が大勢いるので、なかなか橋を渡りきることができません。

初夏に嵐山を訪れる方が少ないのは、やはり観るものがないということが理由だと思います。

確かに春や秋に比べると物足りない感じがしますが、この時期は新緑がきれいなので、訪れる価値は十分にありますよ。

渡月橋を渡り、北側に到着しました。

この辺りもほとんど人がいません。

青々とした嵐山とそれを水面に映す大堰川は、見ているだけで心が和みます。

渡月橋の北から見た大堰川

渡月橋の北から見た大堰川

訪れた日の天気が曇りだったので、暗い写真になってしまいましたが、晴れていると、とてもさわやかな景色を見ることができますよ。

嵐山と大堰川

嵐山と大堰川

渡月橋周辺を散策した後は、天龍寺の近くの竹林へ。

竹林

竹林

竹林は人気の散策コースなので、初夏でも人が多めです。

タクシーも通るので、あまりのんびりと歩くことができないのが残念です。

でも、この時期に込むのは、この竹林の辺りと京福電車の嵐山駅周辺くらいのもので、ここを少し辛抱すれば、快適な嵐山散策ができますよ。

以上、初夏の嵐山でした。

私は、この日、法輪寺、宝厳院(ほうごんいん)、野宮神社(ののみやじんじゃ)に訪れました。

これらの寺社の初夏の状況については、以下の過去記事で紹介していますので、ご覧になってください。どこも新緑がきれいでしたよ。

また、以前、初夏に祇王寺を訪れたことがあるのですが、ここは新緑に加えて苔も見事でした。

初夏に嵐山を訪れた時は、祇王寺は拝観しておきたいですね。

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