2012年の京都の桜は、開花が遅かったこともあり、比較的長い期間、楽しむことができました。
なので、訪れた桜の名所もこのブログを書き始めてから最も多くなり、記事数は25になりました。
早咲きの桜も開花が遅れた3月下旬
3月下旬は、早咲きの桜を見るために東寺、平野神社、京都御苑などを訪れました。
3月25日
お花見の始まりは、京都市伏見区の淀水路でした。
水路沿いの遊歩道では、河津桜が見ごろを迎えていました。
ピンク色の桜と黄色い菜の花の共演がきれいでしたね。
3月27日
晴天の3月27日は東寺へ。
東寺も河津桜が見ごろを迎えていました。
また、梅も見ごろを保っていたので、桜と一緒に楽しむことができました。
東寺の次は、六孫王神社と梅小路公園に寄りました。
六孫王神社は、まったく桜が咲いていませんでしたが、梅小路公園では、早咲きの桜が、ちらほらと咲き始めていました。
3月29日
3月29日も晴天。
椿寺の枝垂れ桜はつぼみの状態。
平野神社は、例年なら3月28日に開花する魁桜(さきがけざくら)のつぼみが、ほころび始めたところでした。
この日は、妙蓮寺、京都御苑、長徳寺にも訪れました。
妙蓮寺の御会式桜(おえしきさくら)は、少しずつ見ごろに向かっていました。
京都御苑の近衛邸跡の糸桜は、やっと咲き始めた状態。
長徳寺のおかめ桜は、満開でした。
ソメイヨシノが開花した4月初旬
2012年の京都のソメイヨシノの開花は、4月3日でした。
この頃には、京都御所、伏見区の長建寺などを訪れました。
4月4日
4月4日は、京都御所の一般公開の初日でした。
御所内の枝垂れ桜は、まだ咲き始めでしたが、近衛邸跡の糸桜は、満開になっていました。
この日は、高瀬川のソメイヨシノ、本満寺の枝垂れ桜も見に行きました。
4月5日
4月5日は、長建寺へ。
境内に植えられている2本の糸桜が満開。陽光桜も見ごろでした。
長建寺付近を流れる宇治川派流のソメイヨシノを見たのも4月5日でしたね。
本格的なお花見シーズンを迎えた4月上旬から中旬
ソメイヨシノが見ごろを迎えたのは4月10日頃でした。
この時期は、頻繁に桜を見に行きましたね。
4月7日
4月7日は、右京区の法金剛院に待賢門院桜を見に行きました。
妖艶な紫色の花が印象的でした。
池のほとりには、黒椿も咲いていましたね。
法金剛院からの帰りに京都駅から15分ほど歩き、養源院と法住寺にも訪れました。
どちらも枝垂れ桜は、つぼみの状態でしたが、養源院の山桜が満開だったので、無駄足にはなりませんでした。
4月9日、10日
4月9日と10日は、立本寺(りゅうほんじ)、天龍寺、平野神社などに訪れました。
上京区の街中にある立本寺の境内では、たくさんのソメイヨシノが満開になっていました。
街中にあるお寺で、これだけのソメイヨシノを見れたのには驚きでした。
嵐山の天龍寺では、枝垂桜が見ごろを迎えていました。
とても見ごたえのある桜風景でしたが、世界遺産ということもあって、観光客の方が尋常じゃないほど多かったですね。
後日、「京都旅屋」さんの「天龍寺の枝垂れ桜が見頃!」の記事で、朝早く訪れると人が少ないことを知りました。
天龍寺に訪れた日は、渡月橋周辺のソメイヨシノが見ごろを迎えていました。
ただ、宇多野ユースホステルの桜は見ごろ過ぎでしたね。この頃は、平野神社でも早咲きの桜が見ごろを過ぎていました。
4月12日
4月12日は、伏見桃山城、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)、背割堤(せわりてい)に行ってきました。
快晴だったので、お花見には申し分のない1日でしたね。
伏見桃山城は、かなり多くの桜が植えられているのに観光客の方は、少なめでした。
城内はとても静かで、のんびりと桜を観賞することができました。
八幡市の石清水八幡宮のソメイヨシノは満開。
背割堤の遊歩道の桜も満開で、たくさんの観光客の方が桜のトンネルを歩いていました。
4月13日
4月13日は、西京区の十輪寺になりひら桜を見に行きました。
散り始めてはいましたが、なんとか見ごろの時期に訪れることができました。
京都のソメイヨシノもこの頃から散り始めていましたね。
4月後半のお花見は紅八重枝垂れ桜が中心
4月後半の桜の主役は、ソメイヨシノから紅八重枝垂れ桜に代わります。
4月16日
4月16日は、西京区の勝持寺(しょうじじ)、正法寺(しょうぼうじ)、大原野神社を訪れました。
勝持寺は、西行桜が目当てだったのですが、盛りが過ぎていました。
しかし、ソメイヨシノと紅八重枝垂れ桜が見ごろだったので、十分に桜を楽しむことができました。
正法寺の宝生苑の紅八重枝垂れ桜は見ごろでした。
天気が曇っていたのが残念でしたが、縁側に座ってのんびりと桜を楽しむことができました。
大原野神社のソメイヨシノは、大部分が散っていましたが、花期が短く、幻の桜と呼ばれている千眼桜が満開だったので、訪れた価値がありました。
4月17日、18日
4月17日は、北区の原谷苑に紅八重枝垂れ桜を見に行きました。
苑内は、紅八重枝垂れ桜のピンク色に埋め尽くされていました。
ちょうど良い時期に訪れたので、入苑料は、平日で最も高い1,200円でした。
4月18日は、嵯峨野の二尊院と花園の退蔵院に行きました。
二尊院は、紅八重枝垂れ桜は見ごろだったものの、目当ての二尊院普賢像桜が咲き始めでした。
退蔵院の庭園も紅八重枝垂れ桜が見ごろを迎えており、池越しに眺める桜は、味わい深いものがありましたね。
2012年の最後のお花見は常照皇寺
2012年の春、最後に訪れたのは、右京区の常照皇寺でした。
訪れたのは、4月24日。
天然記念物の九重桜(ここのえさくら)は散っていましたが、一重と八重の花を咲かせる御車(みくるま)返しの桜が満開だったので、京都駅から2時間かけて訪れた甲斐がありました。
以上、2012年に訪れた桜の名所でした。
来年は、今年訪れることができなかった桜の名所に訪れたいですね。
でも、原谷苑と背割堤の桜は、毎年、見に行きたいです。