2月15日。
この時期になると、そろそろ梅の開花状況が気になってきます。
とは言え、2012年の京都の冬は、とても寒く、梅の開花が遅れているようです。
しかし、実際に自分の目で梅の咲き具合を確かめないことには、どれくらい遅れているのか判断することはできません。
なので、この日、東山区の智積院と新日吉神宮(いまひえじんぐう)に梅の開花状況を確かめに行ってきました。
智積院
智積院は、京阪電車の七条駅から東に10分ほど歩くと到着します。
この辺りは、三十三間堂や豊国神社など、訪れたい観光名所がたくさんありますね。
2月15日は、どんよりとした天気で、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。
智積院の門の前で撮影した写真が、曇り空のせいで暗くなってしまいました。
智積院は、境内のいたるところに梅の木が植えられています。
下の写真に写っている梅は、庭園の拝観受付の近くに植えられているものです。
先に書いておきますが、この日、一番たくさんの花を咲かせていたのが、この梅の木です。
まだ3分咲き程度といった感じですね。
梅の花をアップで撮影。
まだまだつぼみが多いですね。
その後、金堂にお参りをしてから、他の梅を観賞しようと思ったのですが、何やら法要が行われていたので、邪魔になってはいけないと思い、お参りはやめておきました。
下の写真に写っている木は、金堂付近の梅の木です。
どの木も枝だけの状態です。
でも、近くに寄ってよく見ると、赤いつぼみが枝にたくさん付いていました。
もうそろそろこれらの木にも花が咲きそうですね。
2月15日の状況から予想すると、智積院の梅の見ごろは、3月上旬になるのではないでしょうか。
新日吉神宮
智積院の次は、新日吉神宮へ。
智積院からだと、約10分ほど歩けば到着します。
鮮やかな朱色の楼門をくぐり、石段を上ると本殿があります。
梅の木は、本殿の左に建つ飛梅天満宮の前に植えられています。
飛梅天満宮は、菅原道真を祀っている社です。
以前に下の過去記事で紹介したのですが、菅原道真が祀られている神社の境内には、梅の木が植えられていることが多いです。
なので、梅を観ようと思うなら、菅原道真が祀られている神社に行くと良いですよ。
ちなみに社名に「天満宮」と付いていれば、多くの場合、菅原道真が祀られています。
さて、飛梅天満宮の梅ですが、下の写真に写っているように完全に枝だけの状態でした。
この様子だと、開花は、まだまだ先になりそうです。
梅を観に訪れるなら、3月に入ってからが良さそうですね。
以上、2月15日時点での智積院と新日吉神宮の梅の状況でした。