10月も後半になると、京都の観光名所は、木々の葉が少しずつ紅く染まり始めます。
京都市北区に建つ今宮神社も、紅葉の名所というほどではないのですが、境内が紅く彩られ始めていました。
ということで、今回の記事では、10月後半の今宮神社の境内の模様をお伝えします。
西側と東側で染まり方が異なる境内
今宮神社の入口には、朱色の大きな楼門が建っています。
今宮神社に訪れると、いつも信号待ちの間、この楼門の雄大さに見とれてしまいます。
境内に入ったら、まずは本殿にお参り。
下の写真に写っている右側の建物が本殿です。左は、健康長寿、厄除のご利益を授けてくれる疫神社です。
境内をぐるっと見回してみると、西側と東側で葉の色付きが違っているのに気づきました。
まずは、境内の西側の葉の様子です。
阿呆賢(あほかし)さんの後ろのカエデは、まだ緑色の状態。色付き始めるのはもう少し先になりそうです。
ちなみに上の写真の建物の中央に写っている石が阿呆賢さんです。
阿呆賢さんを手の平で3回軽く叩いて持ち上げ、次に心に願いを念じながらやさしく撫でた後、もう一度持ち上げて軽くなっていると願いがかなうと伝えられています。
私が、今宮神社に参拝した時は必ず阿呆賢さんにお願いをするのですが、いつも石は軽くなってくれません。
でも、今回はなんとなく軽くなったように感じました。
願い事がかなうかもしれませんね。
他にも境内の西側のカエデを何本か観察したのですが、まだ色付く気配がありませんでした。
境内の西側とは異なり、東側は、良い感じで色付き始めています。
西側と東側で色付き方が異なるのは、おそらく日差しの問題ではないでしょうか。
東側は日差しを遮るものがないのに対して、西側は丘のように盛り上がっていて日影ができている状態です。
なので、日差しをたくさん浴びている東側の木々の方が色付きが早いのだと思います。
境内中央のカエデは、紅色と緑色の葉が混在している状態でした。
このカエデは、あともう少しで全体が紅く染まりそうですね。
冒頭でも述べたように今宮神社は紅葉の名所というほどではありませんので、秋に今宮神社だけに訪れるのは時間がもったいないです。
なので秋に今宮神社に訪れる際は、まず近くの大徳寺に紅葉を観に行った後が良いでしょう。
なお、今宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。