京都市東山区は、京都らしい雰囲気を感じることができる観光地です。
そのため、東山区には、多くの旅行者や観光客の方が訪れます。
ただ、観光名所が多く、どこに行けばいいのか迷ってしまうのも東山区の特徴です。
あまり時間がない時には、迷っているその時間がもったいないですよね。
そこで、今回の記事では、地下鉄東山駅から短時間で行くことができ、しかも、拝観料が必要ない3つの寺社を紹介します。
1.粟田神社
まず最初に紹介するのは、粟田神社です。
粟田神社は、地下鉄東山駅から東に10分ほど歩くと到着します。
粟田神社の境内は、山の中腹にあります。
境内には、毎年10月に行われる粟田祭で使用される大燈呂が展示されています。
ちなみに粟田祭の大燈呂は、東北のねぶた祭りの原型とも言われています。
粟田祭の模様については、「 笑って歩こぉー」さんの下記記事で紹介されていますので、ご覧になってください。
境内の北側からは、京都市街を眺めることもできます。
平安神宮の大鳥居もしっかりと見えますよ。
2.知恩院
粟田神社の次は、南西に10分ほど歩いて知恩院へ向かいましょう。
粟田神社から一番近い知恩院の入り口は、黒門です。
黒門付近は、あまり参拝者がいません。
その理由は、黒門から少し南に歩いた辺りに建っている雄大な三門をくぐろうという参拝者が、多いからです。
人込みを避けるなら黒門から境内に入るのがおすすめですが、やはり、知恩院に来たら三門を見ておきたいですね。
境内には、御影堂(みえいどう)などの立派な建物がいくつか建っています。
こういった立派な建物が多いのが知恩院の特徴です。
古風な建物が好きな方は、知恩院に訪れると楽しめると思いますよ。
また、知恩院には庭園もありますが、拝観料が必要となります。
3.八坂神社
知恩院を境内の南から出ると円山公園があります。
そして、円山公園を西に進むと八坂神社に到着します。
八坂神社は、東山区で最も有名な神社で、修学旅行生もたくさん訪れます。
八坂神社には、七不思議が伝わっています。
参拝寺には、七不思議を探すと楽しめますよ。
また、境内には、美人祈願で有名な美御前社(うつくしごぜんしゃ)もあり、女性の参拝者に人気があります。
他にも境内には御神水が湧き出ています。
御神水と関係があるのかわかりませんが、、境内には祇園水という水の自動販売機が置かれています。
値段は、500mlで200円と結構高めです。
私は、買ったことがないので、どのような水なのかはわかりません。
興味がある方は、お土産に購入してみてはいかがでしょうか。
粟田神社、知恩院、八坂神社は、地下鉄東山駅から出発して2時間程度で全て訪れることができます。
ゆっくりと東山散策をする時間がないという場合は、上の3つの寺社に訪れるだけでも東山の雰囲気を楽しめますよ。