京都市左京区の平安神宮には、境内の外側を囲むように神苑が設けられています。
神苑は、普段は拝観料が必要なのですが、年に数回無料で入場できる日があります。
2011年は9月19日が無料拝観の日ということだったので、平安神宮の神苑を拝観してきました。
南神苑
9月19日の天気は、晴れと曇りを繰り返すような感じで、平安神宮の神苑拝観時は、雲が多い状況でした。
すぐに神苑に入りたいところですが、神社に訪れた時のマナーとして、まずは本殿にお参り。
平安神宮の神苑は、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の4つで構成されています。
南神苑の見どころは、枝垂れ桜なのですが、さすがに9月だと華やかさがありませんね。
9月らしい花と言えば萩。
南神苑にミヤギノハギというピンク色の萩が咲いていました。
萩は、南神苑だけでなく、神苑のいろいろな所に咲いていました。
下の写真に写っているのは、ハマオモトという彼岸花です。
不思議な形をした花が咲いていると思ったのですが、どうやらこれは花ではないようです。
ハマオモトの花の写真は、下記WEBサイトに掲載されていますので、ご覧になってください。
西神苑
南神苑の後は、西神苑へ。
西神苑には、大きな池があり、初夏には花菖蒲がたくさん咲きます。
もう9月だというのに池には、多くのスイレンが咲いていました。
ここは、まだ夏のようですね。
中神苑
西神苑と同じく中神苑にも大きな池があります。
中神苑もスイレンがたくさん咲いていました。
しかし、中神苑は、西神苑とは違って、カエデが色付き始めており、少しずつ秋に近付いているのを感じさせてくれました。
東神苑
神苑の最後は東神苑です。
ここにも大きな池があり、泰平閣と呼ばれる橋が架かっています。
池のほとりには、たくさんの萩が咲いていました。
ちなみに東神苑の池には、鯉がたくさん泳いでおり、泰平閣からエサをあげることができます。
ここから鯉にエサをあげていると、まるで平安時代の貴族になったような気持ちになりますよ。
この時期の平安神宮の神苑は、フジバカマも見ることができるようなのですが、どこに咲いているのかわかりませんでした。
まだ咲いていなかったのかもしれませんね。
平安神宮の神苑に入ったことがない方は、こういった無料開放の日に訪れると良いですよ。