京都市上京区に晴明神社という神社が建っています。
場所は、京都御苑から西に10分ほど歩いた一条戻り橋付近です。
晴明神社には、様々な見どころがありますが、特に夏になるとキキョウが咲くことで知られています。
神紋はキキョウの花
晴明神社の入り口に到着すると、上に星印が描かれたのぼりがパタパタと風に吹かれています。
この星印は、五芒星と呼ばれる晴明神社の神紋で、キキョウの花をかたどったものです。
それゆえ、晴明神社の境内には、たくさんのキキョウが植えられているのです。
鳥居付近はもちろんのこと、狛犬の前にも、きれいな五角形の青いキキョウの花が咲いています。
五芒星の前は、白いキキョウの花が満開。
白いキキョウと青いキキョウが混ざり合いながら咲く景色も見事です。
境内の入り口付近のキキョウを観賞した後は、本殿にお参り。
その本殿の手前にもキキョウの花が咲いていましたが、ここはやや少なめです。
境内の端には花壇のような場所があり、たくさんのキキョウが植えられています。
ただ、こちらのキキョウも本殿の前のキキョウと同様に咲いている花が少なめでした。
咲いている花は少なかったものの、ここには、白色と青色のまだら模様のキキョウの花が咲いていました。
このような模様のキキョウは初めて見ました。
ごく一般的なものなのでしょうか、それとも珍しいものなのでしょうか。
晴明神社の境内には、キキョウの花だけでなく、五角形のものがいろいろとあります。
この記事の最初の方で紹介した五芒星ののぼりもそのひとつですね。
下の写真に写っている晴明井と呼ばれる井戸も、しっかり五角形です。
中心の小さな穴から水が湧き出し、五角形の一点から下に流れていきます。
見た目がきれいなので、最近造られたもののように思われます。
他に鳥居の扁額にも五芒星が描かれているので、参拝した時にご覧になってください。
ちなみに鳥居の五芒星は、夜にフラッシュを使って撮影すると、光っているように写ることがありますよ。
最後にキキョウの花をもう一枚。
なぜか、この花だけ五角形ではなく、花弁が4枚しか付いていませんでした。
4つ葉のクローバーと同じように縁起の良いものなのでしょうか。
なお、晴明神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。