京阪八幡市駅から南に15分ほど歩いたところに善法律寺という小さなお寺が建っています。
外見はどこにでもありそうなお寺なのですが、実は善法律寺は八幡市では紅葉の名所として知られています。
秋のもの悲しさを感じさせる境内
八幡市駅から歩いて行くと、広いグランドの向こう側に背の高いイチョウの木が見えてきます。
善法律寺は、そのイチョウの木が立っている辺りにあります。
善法律寺の入り口に到着すると、鮮やかな紅葉が門越しに目に飛び込んできます。
善法律寺に訪れたのは11月26日です。
紅葉はちょうど見頃を迎えており、カメラを持った観光客らしき方や子供連れのご家族など、小さなお寺にしては、訪問者が多かったですね。
それでは、いざ境内へ。
ちなみに拝観料は必要ありません。
善法律寺の境内には、所狭しとカエデがぎっしり詰まって生えています。
そのため、境内をカエデの葉が傘のように覆い、太陽の光が差すと淡いオレンジ色の空間が出来上がります。
しかし、太陽が雲に隠れると境内は、外よりも暗く感じます。
曇っている時は、何とも言えないもの悲しさが襲ってきますね。
地面に落ちたカエデの葉を見ると、さらにもの悲しく感じます。
駐車場の紅葉
善法律寺の中で、一番紅葉を楽しめるのは、池の周辺と駐車場です。
下の写真は池の周辺です。ちょっと角度が悪くてあまり紅葉が写っていませんが、鮮やかな赤色とオレンジ色の紅葉がきれいです。
池のすぐ近くの駐車場もいい色に紅葉していました。
慰霊塔の上には、カエデのパラソルが出来上がっています。
この日は、雲の多い天気だったので、紅葉の鮮やかさが足りないように感じましたが、晴れている時は、背景の男山とともに見事な景色となります。
下の写真は、11月24日に撮影したものです。
まるで山の中にひっそりとお寺が建っているように見えませんか。
本当は、背中側に道路や民家があるのですが。
この駐車場で観る紅葉が、善法律寺の中で一番美しく感じます。
善法律寺に紅葉を観に行く時は、ぜひ駐車場からの風景もご覧になってください。
この日の紅葉の状態を見る限りでは、11月末までは見頃を保っていると思います。
善法律寺に訪れる時は、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)にも参拝するといいですよ。こちらでも紅葉を楽しめます。
なお、善法律寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。