京都市北区の大徳寺の西側に今宮神社という神社が建っています。
今宮神社と言えば、東門の外に向かい合って建つ2軒のあぶり餅屋さんが有名ですが、他にも願い事が叶うかどうかを占えるものが境内にあることでも知られています。
健康長寿、良縁開運の社
今宮神社の創建は古く、正暦5年(994年)に京都に疫病が流行した際、それを鎮めるために建てた社が起源となるそうです。
本殿に祀られた神様は、健康長寿、良縁開運のご利益を授けてくれます。
今宮神社の入り口は、南側に建つ楼門で、これは大正時代に建てられたものです。
鮮やかな朱色が特徴的ですね。
楼門をくぐったら、まず社務所に行って、10円を納め今宮神社の案内をいただいてから、境内を散策するのがいいでしょう。
また、社務所にはスタンプも用意されているので、記念に紙に押すのもいいですね。
私も直径20cmほどの円いスタンプを押したのですが、中心部分の色がかすれて、うまく押せませんでした。
社務所の次は、本殿に参拝。
健康長寿と良縁開運を願います。
本殿の隣に疫社という社も建っているので、こちらにも参拝。健康長寿と厄除のご利益があるそうです。
果たして願い事は叶うのか?
本殿と疫社の参拝が終わったら、疫社の後方に置かれた阿呆賢(あほけん)さんに向かいます。
阿呆賢さんは、上の写真のように漬物石のような大きさの石です。
阿呆賢さんを手の平でなでて、自分の体の悪いところを擦ると治ると言われています。
また、阿呆賢さんは、自分の願い事が叶うかどうかを占うことができると言われています。
まず、手の平で阿呆賢さんを三度叩いて持ち上げます。
次に心に願いごとを念じながら優しく撫でます。
そして、もう一度阿呆賢さんを持ち上げます。
2回目に阿呆賢さんを持ち上げた時、最初に持ち上げた時よりも軽くなっていればその願い事は叶うと言われています。
ちなみに私は、1回目も2回目も同じ重さでした。
いや、むしろ2回目の方が腕が疲れていたせいか重かったように思います。
というわけで、私の願い事は叶いにくいようです。
以前にも伏見稲荷大社のおもかる石で、阿呆賢さんと同じように願い事が叶うかどうかを占ったのですが、残念な結果でした。
まだまだ精進が足りないのでしょうね。
私と違って「ユルリト* simple life」の管理人さんは、阿呆賢さんを軽々と持ち上げたそうです。
その時の内容が、京都あるきー今宮神社の記事で紹介されていますね。名物のあぶり餅も美味しそうです。
次回、今宮神社に参拝する時には、私も阿呆賢さんを軽々と持ち上げられるように精進したいと思います。
なお、今宮神社の詳細は下記のページを参考にしてみてください。