中京区一覧

六角堂で誕生した華道の池坊

京都市中京区のビジネス街に建つ六角堂の境内の北側には、華道で有名な池坊(いけのぼう)のビルがあります。 池坊が、たまたま六角堂の近くにビルを建てたのではなく、この地が池坊と深いかかわりを持っているから建てたのだということは、六角堂と池坊との関係をご存じの方なら容易に想像できるでしょう。 六角堂を創建したのは聖徳太子です。 もしも、聖徳太子がこの地に六角堂を建立していなければ、池坊も誕生していなかったかもしれません。

娯楽を目的に誕生した新京極通

京都市中京区の地下鉄京都市役所前駅を出て寺町通を南に約5分歩くと、その東側に三条通から四条通にかけてアーケード街の新京極通があります。 通り沿いには、お土産物屋さん、ドラッグストア、服屋さん、飲食店、ゲームセンター、映画館、パチンコ店など、買い物や娯楽を楽しむための施設が軒を連ねていますね。 それもそのはずで、新京極通は誕生した時から娯楽を目的としており、今もその目的通りに栄えています。

河原町通の拡幅で存続が決まった一之船入

鴨川に沿って北から南に流れる高瀬川は角倉了以によって開削され、江戸時代の京都の物流を支える重要な運河として機能しました。 しかし、京都の近代化に伴い舟運は廃れていき、高瀬川の存在意義も次第に失われていきます。 大正時代には、舟運が終了し高瀬川が利用されなくなり、もはや不必要な運河となりました。 でも、高瀬川は現在まで存続し、その北端には江戸時代の景観を今に伝える一之船入(いちのふないり)も残っています。

還幸祭の神輿渡御。西御座の神輿を追いかける・祇園祭2025年

7月24日に行われた祇園祭の還幸祭。 四条寺町の御旅所を出た西御座の神輿が大丸の裏で休憩を終えた後、高倉通を南下し四条通にやって来ます。 ということで、先回りして四条高倉の交差点で西御座の神輿がやって来るのを待ち構えることに。 今年は、西御座の神輿を追いかけましょう。

後祭の宵山-鈴鹿山、役行者山、鷹山、八幡山・祇園祭2025年

7月21日に八坂神社に八坂礼拝講を見に行った後、三条烏丸に向かいました。 この日から、祇園祭は後祭の宵山期間に入ります。 後祭に登場する山鉾は11基で、前祭(さきまつり)の山鉾の半分くらいしかありません。 そのためか、後祭の宵山は、比較的人が少なく落ち着いて山鉾を見て歩くことができます。

下御霊神社で咲くアジサイ・2025年

6月中旬に京都市中京区の行願寺にアジサイを見に行った後、北に約1分歩き、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。 下御霊神社は、それほど大きくない神社ですが、京都御苑の近くにあることからお参りに行く機会が多いですね。