東山区一覧

三十三間堂周辺の気軽に訪れることができる寺社

京都市東山区の京阪電車七条駅近くには、観光名所として有名な三十三間堂があります。 また、その正面には数々の美術品を展示している国立博物館もあります。 この周辺に訪れる多くの観光客の方のお目当ては、上のどちらかのようで、拝観が終わるとすぐに市バスに乗って帰ってしまいます。 しかし、三十三間堂周辺には、多くの寺社が密集しているので、三十三間堂や国立博物館だけに立ち寄って帰るのは、非常にもったいないです。 そこで、今回は、三十三間堂周辺の気軽に訪れることができる寺社を紹介したいと思います。

高倉天皇と小督局が眠る地・清閑寺

平安時代末期、平家でない者は人でないと言われていた時代。 時の権力者は、平清盛でした。 清盛は、娘の徳子を高倉天皇に嫁がせ、後に徳子は安徳天皇を生みます。 しかし、この頃、高倉天皇は一人の女性を寵愛していました。 その女性とは、小督局(こごうのつぼね)です。

泉涌寺の七福神

今回の記事も泉涌寺(せんにゅうじ)です。 泉涌寺といっても今回紹介するのは、その塔頭(たっちゅう)寺院です。 泉涌寺には、たくさんの塔頭が建っているのですが、それらの塔頭のうち7つは泉山七福神(せんざんしちふくじん)と呼ばれています。

遅咲きの楊貴妃桜・泉涌寺

4月24日に東山区に建つ泉涌寺(せんにゅうじ)に行ってきました。 土曜日だったのですが、さすがに桜の時期を過ぎたせいか観光客の方が少なく、静かに拝観することができました。 私も特に桜を観に行こうと出かけたわけではありませんでしたが、拝観料500円を納めて泉涌寺に入ると1本の桜の木が満開になっているのに気付きました。

八坂神社の七不思議を探索

京都には、様々な言い伝えや不思議が語り継がれている旧跡がたくさんあります。 そういった言い伝えは、有名な観光名所だけでなく、あまり人に知られていない場所などいろいろな所に残されていますが、東山区の祇園の象徴とも言える八坂神社にも七不思議が伝えられています。 そこで、我々取材班は、その七不思議を探し出すべく八坂神社に急行したのでした(取材班と言っても友人と二人で探しに行っただけですが)。

浄土宗四ヵ本山を効率的に訪れるには?

京都には、平安時代末期に法然が開いた浄土宗のお寺がたくさんあります。 その中でも、東山区の知恩院、左京区の百萬遍知恩寺と金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)、上京区の清浄華院(しょうじょうけいん)の4つのお寺を併せて、浄土宗四ヵ本山と呼びます。 いずれも京都に観光や旅行で訪れた時には、拝観しておきたいお寺です。

西郷隆盛の幕政改革の史跡・清閑寺

京阪電車の清水五条駅から五条通(国道1号線)を東に向かって、坂道を20分ほど歩いた場所に清閑寺というお寺が建っています。 清閑寺は、境内にある要石(かなめいし)から西の方角を眺めると、左右の山の間から京都の街が扇状に開けて見えることで有名です。 扇状に開けた京都市街の景色・清閑寺 閑静な境内から京都の街を眺めていると日常のストレスから解放されるように心が和んでいきます。 そんな穏やかな気持ちにさせてくれる清閑寺ですが、幕末には当時の政治に大きな影響を与える謀議が行われていました。