
近世の京都の物流を支えた高瀬川
2014年は、大坂冬の陣から400年目にあたります。 大坂冬の陣は、翌年に起こった夏の陣で豊臣家が亡びていることから、歴史的にみて重大事件と言えますね。 大坂冬の陣はとても有名な事件ですが、京都では、同じ年の慶長19年(1614年)に物流に革命が起こりました。 それは、高瀬川が完成したことです。
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2014年は、大坂冬の陣から400年目にあたります。 大坂冬の陣は、翌年に起こった夏の陣で豊臣家が亡びていることから、歴史的にみて重大事件と言えますね。 大坂冬の陣はとても有名な事件ですが、京都では、同じ年の慶長19年(1614年)に物流に革命が起こりました。 それは、高瀬川が完成したことです。
京都市下京区に蓮光寺(れんこうじ)というお寺があります。 蓮光寺は、平清盛ゆかりの駒止地蔵が安置されていることで知られていますが、他にも歴史上の人物と縁があります。 その歴史上の人物とは、土佐の戦国大名であった長宗我部盛親(ちょうそかべもりちか)です。
江戸時代前期の芸術家の本阿弥光悦ゆかりのお寺が、京都市北区の鷹峯(たかがみね)にあります。 そのお寺は光悦寺です。 本阿弥光悦は、近衛信尹(このえのぶただ)、松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)とともに寛永の三筆と称されるほど書がうまかったということですが、他にも陶芸や蒔絵にも才能を発揮したことで知られています。 そういった芸術の才能が育まれたのは、やはり、鷹峯といった景観の美しい地で生まれ育ったからなのかなと思ってしまいますが、実は、彼が鷹峯に移ったのは、58歳の時で、若いころは、現在の京都市上京区に住んでいました。
京都市中京区の新町通蛸薬師下ルに白い壁の倉庫のような建物があります。 この辺りには、企業の建物が並んでいるので、おそらく、それらのひとつと思います。 その白壁の建物の近くに立札があるのに気づいたので、そこに何が書いてあるのか読んでみることにしました。 すると、この地は、江戸時代の京都の豪商・茶屋四郎次郎と茶屋新四郎の屋敷跡だったことがわりました。
京都市中京区の二条室町を歩いていると、立派なお屋敷があるのに気づきました。 まるで江戸時代のお屋敷のように瓦が乗った塀に囲まれていたので、大金持ちの方の邸宅なのだろうと思い、外から眺めていたのですが、どうも、居住空間であるべき建物が見当たりません。 一体、この敷地は何なのだろうと、門の前に行ってみると、そこには、「三井越後屋京本店記念庭園」と刻まれた石柱が立っていました。 どうやら、三井越後屋の建物跡のようですね。
京都らしさを感じる景色とは、どのようなものでしょうか。 すぐに思いつくのは、神社やお寺が建っている景色でしょうね。 他には、町並みに京都らしさを感じることができますよね。 祇園や先斗町(ぽんとちょう)を歩いていると、今、自分は京都にいるんだなと実感することがあります。 また、ビジネス街を歩いていても、突然、京都らしい景色に出会うことがあります。 その代表が、町家です。 地下鉄四条駅から西に5分ほど歩いた辺りに建つ杉本家住宅も町家なのですが、この町家は、京都市内最大規模だということです。
元和元年(1615年)に起こった大坂夏の陣で、豊臣家は滅びました。 徳川家康は、豊臣家を滅ぼすためにあれこれと画策をして戦の口実を作り大坂城を攻めたわけですが、その前に豊臣秀吉が子の秀頼のために残した莫大な資金を使わせて経済的に疲弊させようとします。 そのために家康が考えたのが、豊臣家に各地の寺社を再建させることでした。 寺社の再建には多額の資金が必要になります。なので、豊臣家の莫大な金銀を消費させるには、ちょうど良かったんですね。 秀頼の名で再建した寺社は様々なところにありますが、その中でも、京都の有名な寺社に多額の資金が使われています。
京都府八幡市に建つ善法律寺には、忠臣蔵と関係のある人物の墓塔があります。 その人物とは、覚運です。 あまりなじみのない名前ですが、覚運は、大石内蔵助の養子になった人物で、後に男山四十八坊のひとつ大西坊を再興したお坊さんです。
京都市伏見区の京阪淀駅は、京都競馬場の最寄り駅です。 週末になると、たくさんの人が淀駅で降りますね。 駅を出て、京都競馬場とは反対の方向に5分ほど歩くと、與杼神社(よどじんじゃ/与杼神社)があります。 以前は、神社の入り口付近が淀駅の改札となっていましたが、現在は競馬場近くに駅が移ったため、與杼神社の周辺は、以前よりも閑散としています。 その與杼神社の本殿脇には、江戸時代の豪商の大坂淀屋とゆかりのある高灯籠が立っています。
毎年10月22日に京都で行われる時代祭。 人々が歴史上の人物に扮した行列が、京都の街を練り歩く時代祭は、京都三大祭のひとつです。 男性の場合、坂本竜馬、羽柴秀吉など、有名な人物が多いのですが、女性の場合は聞きなれない人がたくさん登場します。 もちろん清少納言や紫式部といった有名どころも登場しますが、そうでない女性が多いように感じます。 その中でも、江戸時代の玉蘭という女性をご存知の方は少ないのではないでしょうか。