紅葉し始めた愛宕念仏寺

京都市右京区の嵯峨野の北に建つ愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)は、秋になると境内がモミジで紅く染まります。 JR嵯峨嵐山駅から20分程度は歩かないといけないため、嵯峨野や嵐山に観光で訪れた方でも、ここまで足を延ばす方は少なめです。 11月22日。 そろそろ良い感じで境内が紅葉しているだろうと思い、愛宕念仏寺に参拝することにしました。

終わりかけの紅葉・来迎院

京都市左京区の大原バス停から東に15分ほど歩くと、宿、お食事処、三千院などがある大原で最も賑わう場所に到着します。 ここからさらに東に進むと山の中に入って行くため、観光客の方が少なくなります。 そして、ほとんど人がいなくなるところまで歩いていくと、来迎院(らいごういん)の山門が現れます。

見ごろを過ぎた三千院の紅葉

京都市左京区の大原で最も人気がある観光名所と言えば三千院。 紅葉の時期になると、途切れることなくたくさんの観光客の方が、三千院の門をくぐっていきます。 やはり、大原に紅葉狩りで訪れたら三千院を外すわけにはいきませんね。

流れるような紅葉・勝林院

京都市左京区の大原に建つ勝林院。 境内には、無駄なものがなく、端正な造りの本堂が奥にどっしりと建っています。 その本堂の脇には、立派なカエデが植えられていて、秋になると真っ赤に紅葉します。

紅葉を背に建つ本堂・寂光院

京都市左京区の大原は、京都バスの大原バス停の東側に観光名所が集中しています。 反対の西側は、のどかな田園風景が広がっていて観光客の方は少なめです。 なので、この辺りには観るべき観光名所がないのかと思ってしまいますが、そんなことはなく、秋になると見事な紅葉を観賞できる寂光院が建っています。

上に行くほど美しい常寂光寺の紅葉

紅葉の名所が数多くある嵯峨野。 その中でも、特に人気があるのが常寂光寺です。 もちろん他の紅葉の名所も多くの観光客の方が訪れるのですが、人が途切れることなく境内に吸い込まれていく紅葉の名所は、嵯峨野では常寂光寺だけではないでしょうか。 この観光客の方の群れに着いていくと、無意識のうちに常寂光寺の門をくぐってしまいます。