仁和寺の庭園から望む五重塔には気品がある

京都市内には、五重塔が4つあります。 どの五重塔も見ごたえがありますが、最も気品を感じられるのは、右京区の仁和寺(にんなじ)に建つ五重塔ではないでしょうか。 間近だと他の五重塔と同じように見えますが、御殿から北庭越しに見ると、平安時代の貴族になったような風雅な気分に浸れます。

清水寺創建の伝説

京都市東山区の清水寺は、延暦17年(798年)に建立されました。 創建当時は北観音寺と呼ばれていた清水寺は、今昔物語に建立の伝説が収録されています。 今回の記事では、清水寺創建の伝説を紹介します。

豊臣秀吉が造営した伏見稲荷大社の楼門

京都市伏見区の伏見稲荷大社は、近年、海外からの旅行者に最も人気がある京都の観光名所となっています。 また、商売繁盛のご利益でも有名なため、正月には、多くの初詣客で賑わいます。 そんな伏見稲荷大社を訪れたとき、ほとんどの人がくぐるのが参道に建っている楼門です。 この楼門、建立したのは、豊臣秀吉です。

八坂神社の祇園造の本殿

令和2年(2020年)12月23日に京都市東山区の祇園にある八坂神社の本殿が国宝に指定されました。 八坂神社は、祇園の象徴ともいえる神社で、日ごろから多くの参拝者で賑わっています。 また、祇園祭を行っている神社としても知られていますね。 地元の人にも観光客にもなじみある八坂神社は、本殿が祇園造と呼ばれる特殊な形をしています。

吉田神社にある八角形の斎場所大元宮

京都市左京区の吉田神社には、斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)と呼ばれる変わった建物があります。 屋根の形が8角形をしている斎場所大元宮の本殿は、普段はお参りをすることはできません。 でも、正月、節分の3日間、毎月1日には、門が開けられ、斎場所大元宮にお参りできます。 今回の記事では、吉田神社の斎場所大元宮を紹介します。

晩夏の六角堂の風景・2021年

8月下旬に京都御苑の閑院宮邸跡を散策した後、南に15分ほど歩き、六角堂に参拝しました。 六角堂は、頂法寺というお寺ですが、本堂の屋根が6角形をしていることから六角堂の愛称で親しまれています。 烏丸御池のビジネス街から近い場所にある六角堂は、ビルに挟まれて少々窮屈に見えますが、境内に入ると心が和みますね。

サルスベリが咲く京都御苑を歩く・2021年

8月下旬に下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)にサルスベリを見に行った後、北に少し歩いて京都御苑を訪れました。 京都御苑は、京都市中心部でも比較的涼しい場所です。 8月の京都御苑も、サルスベリがたくさんの花を咲かせます。 苑内の様々な場所にサルスベリが植えられていますから、どこでも赤色の花を目にすることができます。