京都の名所旧跡一覧

藤原道長の史跡にしては寂しい法成寺跡と土御門第跡

平安時代中期。 この時代は、藤原道長とその子の頼通が権勢を振っていました。 藤原頼通と言えば、宇治市にある平等院を建てたことで知られていますが、そのモデルと言われているのが、道長が建てた法成寺(ほうじょうじ)でした。 平等院は世界遺産に登録されているほど立派なお寺なので、法成寺も負けず劣らず豪華なお寺なのでしょう。 境内には、金堂、釈迦堂、薬師堂、五重塔など壮麗な建物がいっぱい。 これだけの建物があるお寺は、一度は見ておきたいところです。

電気電波の神様を祀る電電宮

京都市西京区の嵐山に法輪寺というお寺があります。 渡月橋の北側から嵐山を見ると、その中腹に朱色の多宝塔が建っているのが見えますが、そこが法輪寺の境内になります。 その法輪寺の境内には、電気電波の神様を祀る電電宮(でんでんぐう)という鎮守社があります。

雲龍院で双龍風雷図を鑑賞

2012年の「京の冬の旅」で初公開となった雲龍院。 3月18日まで、干支が辰ということから、寺名に「龍」の文字が入る雲龍院で、普段、見ることができない寺宝が特別公開されています。 この機会を逃すと、次はいつ鑑賞できるかわかりません。 というわけで、雲龍院の特別公開に行ってきましたので、今回はその模様をお伝えします。

智積院、新日吉神宮の梅・2012年2月15日の状況

2月15日。 この時期になると、そろそろ梅の開花状況が気になってきます。 とは言え、2012年の京都の冬は、とても寒く、梅の開花が遅れているようです。 しかし、実際に自分の目で梅の咲き具合を確かめないことには、どれくらい遅れているのか判断することはできません。 なので、この日、東山区の智積院と新日吉神宮(いまひえじんぐう)に梅の開花状況を確かめに行ってきました。

蹴上駅から東山駅の間に建つ一度は訪れたい3つのお寺

地下鉄蹴上駅の近くには、春や秋になるとたくさんの観光客でにぎわう南禅寺という有名なお寺があります。 南禅寺を拝観すると、十分に満足できるので、そのまま蹴上駅に戻り帰宅してしまうという方が多いのではないでしょうか。 でも、蹴上駅と1駅隣の東山駅の間には、訪れる方が少ないのですが、興味深いお寺がいくつか建っています。 そこで、今回の記事では南禅寺の拝観後に訪れておきたい3つのお寺を紹介します。

苔が美しい瑠璃光院の3つの庭園

京都市左京区の八瀬に建つ瑠璃光院(るりこういん)は、普段は拝観できないのですが、春と秋に期間限定公開が行われます。 瑠璃光院は、紅葉の名所として有名なので、秋に拝観するのがおすすめです。 この時期に訪れる観光客の方は、やはり色鮮やかな紅葉に目を奪われていますね。 でも、瑠璃光院に訪れて紅葉だけを観賞するのはもったいないです。 その下に目をやれば、他ではなかなか見ることができない明るい緑色の苔がびっしりと地面を埋め尽くしています。 苔のじゅたんは、境内にある3つの庭園すべてで見ることができます。

龍吟庵の3つの枯山水庭園を鑑賞

3月18日まで行われている2012年の「京の冬の旅」の特別公開。 辰年ということで、龍と関係あるお寺が特別公開の対象となっています。 京都市東山区の東福寺にある龍吟庵(りょうぎんあん)もその名に「龍」が入っていることから、2月29日まで特別公開が行われています。 ということで、2月上旬に龍吟庵に行ってきました。

樹形が様々な京都三名松

京都には、京都三大祭のように「三大~」といったものがいくつもあります。 当ブログでも過去に京の三大門、国宝三唐門、洛陽三閣などを紹介してきました。 今回の記事も「三大~」シリーズとして、京都三名松を紹介します。 京都三名松は、もちろん3本の立派な松のことで、金閣寺、善峯寺、宝泉院に植えられています。

ビルの隙間に建つ法雲寺

京都市中京区の京都市役所周辺は、ビジネス街ということもあって近代的なビルがいくつも建っています。 この辺りを観光で訪れたことがある方なら、あまり京都らしい景色ではないと感じたことでしょう。 ところが、こういった場所でもビルとビルの隙間に想像してなかったようなお寺や神社がひっそりと建っていることがあります。 今回の記事で紹介する法雲寺もそのひとつです。