京都の名所旧跡一覧

清水寺の音羽の滝で造られたビールがあった

京都には名水が湧き出る場所がたくさんあります。 そういった場所は地名でわかるようになっていることが多く、堀川、今出川、御池など、水を連想させる言葉が入っているところでは、名水が湧き出ていることが多いですね。 中でも、名水と言えば、伏見が有名で、昔は伏水と表記していたようにきれいな地下水が豊富です。 そのため、伏見には多くの酒蔵が建ち、今も活気がありますね。 京都の醸造と言えば、伏見をすぐに連想するわけですが、実は、明治10年(1877年)に清水寺にある音羽の滝の水を利用してビールが造られたことがありました。

石清水八幡宮の夏・2014年

8月上旬。 京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。 石清水八幡宮は、男山の山上に鎮座しているので、お参りするには山を登らなければならず、暑い夏は一苦労です。 でも、こういう苦労をして参拝するからこそ、ご神徳を授かることができるというもの。

ハスとアサザとスイレンが共演する放生池・石清水八幡宮

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)には、放生池という池ががあります。 放生池では、毎年夏になるとスイレンとハスがきれいに咲くんですよね。 暑い時期は、あまり京都散策をしたくないのですが、ハスとスイレンは見に行きたいという欲求もあり、午前中のそれほど暑くない時間帯に石清水八幡宮にお参りをしてきました。

京都にある三井発展の地・三井越後屋京本店記念庭園

京都市中京区の二条室町を歩いていると、立派なお屋敷があるのに気づきました。 まるで江戸時代のお屋敷のように瓦が乗った塀に囲まれていたので、大金持ちの方の邸宅なのだろうと思い、外から眺めていたのですが、どうも、居住空間であるべき建物が見当たりません。 一体、この敷地は何なのだろうと、門の前に行ってみると、そこには、「三井越後屋京本店記念庭園」と刻まれた石柱が立っていました。 どうやら、三井越後屋の建物跡のようですね。

京都市内最大規模の町家・杉本家住宅

京都らしさを感じる景色とは、どのようなものでしょうか。 すぐに思いつくのは、神社やお寺が建っている景色でしょうね。 他には、町並みに京都らしさを感じることができますよね。 祇園や先斗町(ぽんとちょう)を歩いていると、今、自分は京都にいるんだなと実感することがあります。 また、ビジネス街を歩いていても、突然、京都らしい景色に出会うことがあります。 その代表が、町家です。 地下鉄四条駅から西に5分ほど歩いた辺りに建つ杉本家住宅も町家なのですが、この町家は、京都市内最大規模だということです。

本殿を囲む信長塀・石清水八幡宮

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は、古来より朝廷や武家の崇敬を受けてきた神社です。 そのため、石清水八幡宮には、歴史的に有名な人物から寄進された文化財が数多くあります。 例えば、本殿をぐるっと囲む塀も安土桃山時代に織田信長が寄進したものなんですよね。

茶室近くでしっとりと咲くアジサイ・石清水八幡宮

6月末に京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に茅の輪くぐりに行った際、境内のアジサイも見てきました。 アジサイの数はそれほど多くないので、アジサイの名所というほどではないのですが、梅雨らしく、しっとり咲くアジサイを見ることができました。 今回の記事では、そのアジサイの写真を中心にお伝えします。

善法律寺の青モミジ・2014年

京都府八幡市にある善法律寺は、紅葉の名所として知られているお寺です。 なので、小さなお寺ではあるのですが、秋になると、地元の方を中心に紅葉狩りに訪れる方をよく見かけますね。 紅葉の名所というだけあって、梅雨の時期の善法律寺は、青モミジがとてもきれいです。 参拝者がほとんどいない時期なので、心静かに青モミジを観賞しようと、6月下旬に善法律寺を訪れました。

密集して立つ平安宮内裏跡の史跡

現在の京都市上京区は、平安時代に平安宮内裏があった場所です。 二条城の北の辺りですね。 平安宮内裏跡とされる辺りを散策していると、それを示す石碑がたくさんあります。 どの石碑の近くにも、簡単な説明書が設置されているので、そこが平安時代にどういう場所だったのかを知ることができます。 以前に私も、この辺りを散策し、いくつか石碑を見て来たので、今回の記事ではそれらを紹介します。

印刷会社の芝生の一角に残る朱雀院跡の石碑

ある日、京福電車の四条大宮駅の近くから四条通を西に向かって歩いていると、日本写真印刷という会社があるのに気づきました。 気づいたと言っても、ここに広い敷地を有している会社があるということは知っていたのですが、それが日本写真印刷という会社であることまでは確かめていませんでした。 日本写真印刷の四条通に面した敷地には、青々とした芝生が広がっており、まるで都会のオアシスのような景観です。 その芝生に見とれながら歩いていると、そこに朱雀院跡を示す石碑が立っているのに気づきました。