桜まとめ2015年
2015年の京都の桜の開花は例年より早く3月27日でした。 そして、満開日は4月1日で開花から満開までが非常に短かったですね。 そのため、短期間に集中的に桜を見に行かなければならなかったのですが、4月初旬は雨の日が多く、結局、予定していたほど桜を見に行くことができませんでした。 なので、今年は1日にできるだけ多くの桜の名所を訪れるようにしました。
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2015年の京都の桜の開花は例年より早く3月27日でした。 そして、満開日は4月1日で開花から満開までが非常に短かったですね。 そのため、短期間に集中的に桜を見に行かなければならなかったのですが、4月初旬は雨の日が多く、結局、予定していたほど桜を見に行くことができませんでした。 なので、今年は1日にできるだけ多くの桜の名所を訪れるようにしました。
京都には桜の名所がたくさんあるので、どこに行こうか迷うという方もいらっしゃるはず。 有名なお花見スポットばかりを訪れようとすると、どうしても移動時間がかかりすぎてしまうので、あまりおすすめできません。 この記事では、今までに私が訪れた桜の名所の散策コースをまとめています。 基本的に1日で廻れるようになっていますので、京都に桜を見に行く際に参考にしてください。
京都府八幡市は、京都市の南西に位置し、大阪府との境目にあります。 京都観光というと京都市内を思い浮かべますが、八幡市も有名な観光名所が多いので、一度は訪れたいですね。 特に春になると、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)ではたくさんの桜が花を咲かせますし、木津川の堤防「背割堤」では、ソメイヨシノの桜並木が満開となり、桜色のトンネルを作り出します。
京都市東山区の高台寺や知恩院といった桜の名所に訪れた時についでに見ておきたいのが、祇園白川の桜です。 この辺りの町並みは非常に風情があり、京情緒を感じさせます。 そのため、観光客や旅行者の方が多いのですが、散歩程度にお花見をするのなら、特に気になりません。 また、祇園白川のすぐ近くには鴨川が流れており、そこから少し西に歩くと高瀬川も流れています。 どちらも川のほとりに桜がたくさん植えられているので、祇園白川とともに見ておきたいですね。
一般的にお花見と言えばソメイヨシノです。 多くの人はソメイヨシノが散ると、その時点でお花見を終了します。 でも、その後から、八重紅枝垂れ桜や普賢象桜(ふげんぞうざくら)などが見ごろを迎えるので、こういった遅咲きの桜を見るのも春の京都観光ではおすすめです。 京都市上京区の雨宝院、千本ゑんま堂、北区の上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)では、ソメイヨシノが散った後に見ごろを迎える桜を観賞できます。
京都市上京区は、京都市内の中心部ということから、あまり桜の名所がなさそうに思いますが、実はそのようなことはありません。 地下鉄鞍馬口駅の西側には、妙覚寺、本法寺、妙顕寺といった桜の名所があります。 これら3つのお寺は、近くに建っているため、春になるとこの辺り一帯は、桜色に包まれてとても華やかになります。
春に桜を見ながら散歩できる京都の散策コースとして人気があるのが賀茂川です。 賀茂川にはたくさんのソメイヨシノが植えられています。 また、府立植物園の近くには、半木(なからぎ)の道があり、八重紅枝垂れ桜も植えられていますね。 そして、賀茂川の北の方には、桜の名所の上賀茂神社もあります。 お花見するなら、上賀茂神社、賀茂川、半木の道の順番がおすすめです。
京都市左京区の叡山沿線沿いは、紅葉の名所はたくさんありますが、桜の名所はそれほど多くない印象があります。 でも、探せばあるもので、実相院なんかは、きれいな桜を見ることができるのですが、まだ多くの人に知られていません。 実相院から歩いて行ける範囲には妙満寺もあり、また、妙満寺から歩いて行ける範囲には宝ヶ池公園もあります。 少々、歩く距離が長いのですが、この3ヶ所は同じ日に訪れた方が良いでしょう。
京都市内で、のんびりと散歩しながらお花見ができる散策コースと言えば、すぐに思いつくのが琵琶湖疏水沿いですね。 琵琶湖疏水沿いには、たくさんの桜が植えられているので、疏水のどのあたりを歩いても、春は桜を楽しむことができます。 その中で最ものどかなのが山科疏水でしょう。 山科疏水の桜を見に行く際には、毘沙門堂と本圀寺にも立ち寄りたいですね。
京都市内の桜の名所で忘れてはいけないのが伏見区の醍醐寺ですね。 あの豊臣秀吉も盛大にお花見をしたお寺ですから、京都の桜を語る上で外すことはできません。 また、醍醐寺の近くには勧修寺(かじゅうじ)もあり、春になるときれいな桜を見ることができます。 そして、勧修寺から少し時間がかかりますが、大石神社にも足を伸ばしたいですね。