2010年から8月の行事として始まった京の七夕も今年で3回目となりました。
このまま8月の風物詩として定着しそうな感じですね。
2012年は、8月4日から13日まで堀川会場と鴨川会場で京の七夕が開催されます。
ということで、初日に堀川会場に行ってきたので、その模様をお伝えします。
二の丸御殿に浮かび上がる映像
堀川会場は、地下鉄二条城前駅からすぐの場所に入口があります。
ここでは二条城の夜間拝観と堀川沿いの展示を楽しむことができます。
まずは、二条城へ。
拝観料は無料です。
二条城に入り、工事中の唐門付近に来ると、学生のアート作品がいくつか展示されています。
その中で、興味深かったのは吹奏楽という作品です。
竹の棒には風車がいくつも取り付けてあり、風が吹くと一斉にカラカラと回り始めます。
次は、工事中の唐門をくぐって二の丸御殿へ。
二の丸御殿には、光の映像が浮かび上がっていました。
光は様々な色や形に変化し、二の丸御殿を彩っていきます。
この二の丸御殿の映像は、「荘厳なるあかり」というそうです。
二の丸御殿を見た後は、順路に従い、進んでいきます。
その他、映画「天地明察」の特別企画展示もありました。
堀川沿いの展示
二条城の次は、堀川へ。
堀川は、北向き一方通行となっており、京都全日空ホテル付近が入口となっています。
堀川沿いには、スポンサーのメッセージ行灯が並んでいます。
そして、堀川では、青いLEDでできた「いのり星」がいくつも流れてきます。
今年も堀川会場は大人気で、なかなか前に進むことができません。
特に混雑していたのが、前半最後の光の友禅流しです。
ここでは、係りの方が、写真撮影は1人1回と制限していました。
皆さん写真撮影をしているようで、行列が前に進みません。
でも、混雑しているのは光の友禅流しの最初だけで最後の方は、かなり空いていましたよ。
なので、友禅の写真を撮るなら、友禅流しの最後の方がおすすめです。
友禅流しを見た後もまっすぐに北に進んでいきます。
途中、真っ青な空間がありました。
あの世に連れて行かれそうで、ちょっと不気味です。
橋の下には、5本の「Milky Tower」が立っています。
堀川の後半最初の展示物は「竹と光のアート作品」です。
いくつかある中で私が一番気に入ったのが「jam block」という作品。
他の作品は竹を細長い棒として使用しているものが多かったのですが、これはそういった使い方がされていません。
そして、堀川会場名物の「光の天の川」に到着。
ここも友禅流しと同様に人気があり、たくさんの方が写真撮影をしていました。
係りの方が、写真撮影は止まらず通路の左側で行うようにアナウンスしていたので、それに従い何枚か撮影。
光は明るくなったり薄暗くなったりするので、見ていて飽きません。
どこまでも続いていそうな天の川。
しかし、残念ながらどこまでも続いているわけではありません。
天の川の次は、願い事が書かれた短冊がかけられている笹飾りが現れます。
ここまで来ると、途中で離脱する方が多くなっているので、混雑は解消されていました。
通路沿いには、たくさんの風鈴。
風がないので音がしません。
でも、男性の方が鳴らしていたので、きれいな音色を聴くことができました。
出口付近では、雛のつるし飾りもありました。
この展示は、今年が初めてではないでしょうか。
以上が、京の七夕堀川会場の様子です。
毎度のことながら、堀川会場は混んでいました。
ゴールするまでに30分くらいはかかったと思いますよ。