毎年ゴールデンウィークになると京都市南区の鳥羽水環境保全センターが一般公開されます。
2012年は、4月27日から30日までの4日間です。
クイズラリーや樹木当てクイズなど、子供が楽しめるイベントも用意されているので、家族で訪れると、良い思い出になるのではないでしょうか。
このようなイベントだけでなく、鳥羽水環境保全センターでは、長さ100メートルを超える藤棚も見ることができます。
ということで、さっそく一般公開初日に藤棚を見に行ってきました。
空中には藤、地面にはシバザクラ
鳥羽水環境保全センターの最寄駅は、地下鉄竹田駅なのですが、ここからだと徒歩20分くらいかかります。
でも、わざわざ竹田駅まで来なくても、京都駅八条口から直通バスが出ているので、こちらを利用するのが便利です。
運賃は100円。
10時から16時の間に約10分間隔で運行しています。
センターに到着し、案内所を過ぎると、紫色の藤とピンク色のシバザクラが目の前に現れます。
藤は、まだ咲き始めて間もないのか、枝の下の方は、花があまり咲いていませんでした。
藤棚のトンネルも花は少なめ。
でも、見た感じでは、近いうちにたくさんの花を咲かせそうでした。
藤棚の下に広がるシバザクラは見事です。
ほとんど雲がない青空だったので、シバザクラのピンク色がより鮮やかに見えました。
空中に浮いている藤。なんとも不思議な光景です。
しゃがんだ姿勢で見上げるようにシバザクラと藤を撮影。
地面にびっしりと張り付くように咲くシバザクラは、本当にきれいです。
藤とシバザクラを見た後は、樹木当てクイズの舞台となっている様々な木々が生い茂った一帯を散策。
カエデの葉も鮮やかな緑色になっていますね。
下水処理施設も柵の外から見学。
小学生のころの社会科見学を思い出します。
休憩所では、家族連れの方たちがのんびりとしていました。
飲食禁止と書いてあったのですが、藤棚の屋根の下でお弁当を食べいる方が何人もいました。
係りの方も注意していなかったので、許可をもらって食べていたのでしょうね。
帰りは、鳥羽水環境保全センターの外を流れる西高瀬川を見ました。
余談ですが、4月29日は、鳥羽水環境保全センターから15分ほど歩いた辺りに建つ城南宮で、14時から曲水の宴が行われます。
この日は、神苑が無料公開されるので、鳥羽水環境保全センターに訪れた後、城南宮にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。