八幡市の多目的交流施設・四季彩館

前回の記事では、八幡市の木津川にかかる流れ橋について紹介しましたが、今回はその周辺について紹介したいと思います。

やわた流れ橋交流プラザ四季彩館

流れ橋の西側に建っている交流施設が、やわた流れ橋交流プラザ四季彩館です。

交流プラザと言うだけあって、施設内は、宿泊、レストラン、物販、入浴、研修室、体験教室など多目的に利用できるようになっています。

四季彩館

四季彩館

まず、宿泊ですが、8人以上なら1人2,700円で泊まることができます。これはかなり安いですね。5人以下の場合は、1室につき3,000円の追加料金がかかります。

次にレストランですが、こちらは定食が980円から召し上がることができます。バーベキューやビアガーデンもあるので、夏休みに家族や友人と利用するのも良さそうですね。

そして、物販の方は、パンや飲み物、和菓子、洋菓子などが並んでいます。パンは、地元の米粉を使ったものが置いてあり、150円の抹茶アンパンをひとつ買って食べてみました。

米粉でできた抹茶アンパン

米粉でできた抹茶アンパン

パン生地は、表面はやや硬めですが、噛むと中の方はふんわり柔らかい食感でした。中の抹茶のアンは、甘さのある抹茶オレのような味ですね。

夕方にお店に行ったので並んでいたパンのいくつかは3割引きになっていました。売り切れているパンもあったので、午前中に買いに行くのが良さそうです。

入浴は大人400円、子供200円で光明石天然鉱石温泉も用意されています。利用人数が25人と施設の案内に書かれているので、それなりに広そうですね。

研修室も1時間250円から利用できるようで、かなり安い料金設定となっていますね。

他にもいろいろと利用できるようですが、詳細は四季彩館のホームページを参考にしてください。

石田神社

四季彩館の近くには、石田神社という小さな神社が建っています。

石田神社

石田神社

祭神は、素盞烏命(すさのおのみこと)で大宝2年(702年)に創建されたそうです。かなり昔からあった神社で、京都府では八坂神社に次ぐ古さを持っているとのこと。

治承4年(1180年)に、鵺退治で有名な源頼政が平家追討のために挙兵した際、社殿が焼失したが、文治4年(1188年)に源頼朝から神事料として土地の寄進を受けたらしい。

また、鎌倉幕府討幕に際して、楠正成が願文を奉納したという記録も残っています。

このような歴史上の有名な出来事の影に石田神社の存在があったわけですね。なかなか興味深い神社です。

石田神社の他にも近くには、1734年に建てられた庄屋屋敷の伊佐家があります。

こちらは普段は一般公開されていないそうですが、四季彩館に行けば有料で見学できるそうです。

八幡市の観光の際は、流れ橋付近に訪れてみるのもいいのではないでしょうか。