山鉾連合会社参を見るために八坂神社に参拝・祇園祭2025年

7月2日に京都市東山区の八坂神社(やさかじんじゃ)に参拝しました。

7月に入り、京都は祇園祭が始まっています。

祇園祭は、八坂神社が行うお祭りで、7月31日まで同社では様々な神事や催しが見られます。

7月2日は、午前11時30分から山鉾連合会社参があり、その様子を見るために八坂神社を訪れました。

祇園祭の雰囲気が出てきた境内

八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から四条通を東に約5分歩くと到着します。

四条通と東大路通が交わる場所に八坂神社の入り口の西楼門が建っています。

西楼門

西楼門

この日は、曇り空で西楼門の朱色が薄暗く見えました。

西楼門をくぐり参道を進みます。

参道

参道

まだ祇園祭が始まったばかりなので、参拝者は少なめですね。

普段とあまり変わりありません。

本殿や舞殿の近くも普段より人が少ないですね。

境内

境内

まずは本殿にお参りをしましょう。

時刻は午前11時15分頃。

山鉾連合会の到着には少し時間があったので、境内を見て歩きます。

本殿の手前には、祇園祭の期間に提灯が吊るされるのですが、この日はまだ準備中でした。

提灯の準備中

提灯の準備中

本殿の前に建つ舞殿は、7月10日の神輿洗式が終わった後、17日の神幸祭まで3基の神輿が奉安されます。

舞殿

舞殿

また、24日には舞殿で花傘巡行奉納舞踊も行われますよ。

南楼門の東側に建つ能舞台。

能舞台

能舞台

ここでも祇園祭の催しが行われます。

15日には伝統芸能、16日には石見神楽、25日には狂言が奉納されます。

境内の南東角にトーテムポールのような謎の物体が立っていました。

謎の物体

謎の物体

布で覆われているので、これが何なのかは今のところわかりません。

50分遅れで到着

午前11時30分になり、そろそろ山鉾連合会が到着する頃。

しかし、10分待っても20分待っても南楼門から入って来るのは一般の参拝者ばかり。

午前10時から京都市役所で、山鉾巡行のくじ取り式が行われているので、それが少し延長しているのかもしれません。

この日は曇っていたおかげで比較的涼しく、待つことがそれほど苦ではありませんでしたが、それにしても退屈であります。

予定より30分過ぎても山鉾連合会が現れる気配がありません。

南楼門の外から鳴り物が聞こえてきたので、到着したのかと思いましたが違ったようです。

こんなに遅いということは、くじ取り式が紛糾しているのでしょうか。

いろいろ考えながら12時20分頃まで待っていると、山鉾連合会のお偉いさん方が南楼門をくぐって来ました。

まずは、南楼門を背に記念撮影を行います。

記念撮影する山鉾連合会

記念撮影する山鉾連合会

皆さん仲良く並んでいたので、くじ取り式で揉め事は起こっていなかったのでしょうね。

記念撮影の後は、続々と本殿に入っていきます。

本殿に入る山鉾連合会

本殿に入る山鉾連合会

本殿では、祇園祭が無事に行われるよう祈願し、お祓いも受けます。

本殿の中に整列する山鉾連合会の方々を舞殿の前から見守ります。

本殿

本殿

時折、中から雅楽の音色が聞こえてきますが、外からでは神事の様子は全くわかりません。

30分ほど過ぎ、山鉾連合会が、二拝二拍手一拝。

その後、本殿から出てきて、神事は終了しました。

予定より50分ほど遅れましたが、これで今年も無事に祇園祭が行われることでしょう。

一般の参拝者が、山鉾連合会社参を見に行っても、それほど楽しめるものではありません。

だから、見に来る人はほとんどいませんでした。

参拝者も何が始まるのかわからないまま、山鉾連合会の方々を見ている感じでしたよ。

なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊