1月中旬。
京都市伏見区の与杼神社(よどじんじゃ)に参拝しました。
冬の与杼神社では、サザンカが咲きます。
サザンカの数は多くないですが、殺風景な冬の境内に彩を添えてくれています。
年始の雰囲気が残る境内
与杼神社には、京阪電車の淀駅から西に約2分歩くと到着します。
入り口の鳥居前にやって来ました。
夕方だったので、少しオレンジ色。
駐車場がある参道を西に進みます。
そして、2本並んだイチョウの前に。
イチョウは枝だけになり、寂しい姿ですね。
晩秋には、金色の美しい姿を見せてくれるのですが、さすがに1月だと全く葉がありません。
手水鉢がきれいになっていました。
真っ青な竹から水が流れています。
柄杓もぴかぴかですね。
新年を迎えるに際して、新調したのでしょうか。
さて、サザンカは、手水鉢から少し西に植えられています。
赤色の花を咲かせていますね。
少し離れてみると、たくさんの花が咲いているのがわかります。
サザンカの花は、すぐに汚れてくるので、咲き始めたばかりに見たいですね。
まだまだつぼみが多くありましたから、これから3月まで楽しめるはずです。
また、与杼神社では、3月になると河津桜も開花するので、その頃に訪れるのもおすすめです。
拝殿と本殿。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
与杼神社は、応和年間(961-964年)の創建ということですから1000年以上の歴史があります。
年季の入った狛犬。
前足をボールに乗せています。
このような姿の狛犬は、たまに見かけますね。
境内には、初詣で参拝した方が結んだおみくじがたくさんありました。
その中には、なぜか、小さな赤色の傘も吊るされていましたよ。
傘にはどういう意味があるのでしょうか。
絵馬には、神輿が描かれていますね。
赤色で開運招福とも記されています。
絵馬を奉納した人は、運が開け福がやって来そうですね。
西に傾いた日が、提灯を照らしていました。
まるで、提灯に火が入っているようでしたよ。
1月中旬の与杼神社は、参拝者が全くいませんでした。
そろそろ正月気分が抜けてくる頃なので、初詣に訪れる人が減っているのでしょう。
与杼神社は、これから春にかけてスイセンも咲きますよ。
なお、与杼神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。