7月11日の夕刻に八坂神社の西楼門前、通称、祇園石段下を訪れました。
祇園祭のお迎提灯が祇園石段下を過ぎ去った後は、いよいよ神輿洗式に向かう神輿が登場します。
戻ってきた大松明
午後7時30分を過ぎ、八坂神社の西楼門前の柵が撤去されました。
ここから、道を清めた大松明が八坂神社の境内に入っていきます。
大松明の先頭を進んでいた宮本組が西楼門へと向かっていきます。
そして、大松明も戻ってき、西楼門に向かいます。
中御座の神輿の登場
祇園石段下で20分以上待つと、再び、宮本組がやって来ました。
宮本組の後ろには、大松明。
先ほどは1本だったのですが、2本に増えています。
そして、中御座の神輿も、ホイットーの掛け声とともに祇園石段下に姿を現しました。
祇園祭の神輿は、3基あるのですが、神輿洗式を行うのは、中御座の神輿だけです。
神輿の後ろにも、大松明が控えていますね。
中御座の神輿は、四条大橋を目指し、四条通を東に進んでいきます。
私も、後を追いかけて行くことに。
見物している人が多い歩道を早歩きで進んでいきます。
人をかき分けながら、神輿の先に向かうのは一苦労であります。
大勢の舁き手とともに四条通を進んでいく中御座の神輿。
そして、四条大橋に到着しました。
一般人は、ここから先に進むことはできません。
四条大橋では、午前中に鴨川から汲み上げた神用水で中御座の神輿が清められます。
四条大橋で神事が行われている間に祇園石段下に戻ります。
午後8時40分頃となり、八坂神社の西楼門の前にお迎提灯が戻ってき整列し始めます。
そして、ほどなくすると、中御座の神輿も、ホイットーの掛け声とともに祇園石段下に戻って来ました。
神輿は、いったん北側に大きく旋回し、西楼門前へ。
そして、神輿を高く上げるさし上げが行われました。
さし上げの後は、東大路通を南に向かって進んでいきます。
その後ろを大松明も進みます。
さらにお迎提灯も南へ。
この後、中御座の神輿は、南楼門から八坂神社に入り、他の2基の神輿とともに舞殿に奉安されます。
神輿は、7月17日まで八坂神社の舞殿で見ることができます。
また、神輿洗式は、7月28日にも行われます。
その前に17日と24日に神輿渡御があり、盛大に盛り上がりますよ。
7月10日に行われたお迎提灯と神輿洗式の模様は、動画にも収めていますので、ご覧になってください。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
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