5月15日に京都市上京区の廬山寺に参拝した後、寺町通を挟んで西隣に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)にも参拝しました。
梨木神社は、境内に多くのカエデが植えられており、今の時期はその新緑を見ることができます。
最近は、境内にカフェもできたことから、お茶を飲みながら新緑を観賞できるようにもなっていますね。
本殿周囲の新緑
梨木神社には、地下鉄の今出川駅から南東に約7分歩くと到着します。
京阪電車だと、出町柳駅から南西に徒歩約8分です。
廬山寺から寺町通を渡って梨木神社に入ると、ちょうど神門の前にやって来れます。
神門の前のカエデは、赤色の葉を付けたものと緑色の葉を付けたものがあり、それぞれに違った趣を感じさせます。
神門をくぐると正面に拝殿が建っています。
拝殿の周囲のカエデも、青葉をたくさんつけていますね。
でも、この日は、雲が多かったため、境内全体が薄暗く感じました。
新緑の色も、鮮やかさがありません。
でも、曇りの時の方が葉がしっとりとして見えて、それはそれできれいに感じられます。
拝殿の後ろには本殿があります。
本殿の前では、萩もたくさんの葉を付けていました。
梨木神社は、萩の宮とも呼ばれ、毎年9月に赤色や白色の小さな萩の花がたくさん咲きますよ。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿に祀られているのは、今天神と称された幕末の公卿の三条実万(さんじょうさねつむ)とその子の三条実美(さんじょうさねとみ)です。
賢くなれるようにしっかりとお願いしておきましょう。
本殿の近くのカエデは、新緑に透明感がありました。
やっぱり、カエデの新緑は、このような色が美しいですね。
本殿付近から見る境内。
全体が緑色であります。
そして、そろそろ梅雨入りを感じさせる景色でもあります。
初夏の参道の風景
神門をくぐって参道に出ます。
参道も木々の緑に覆われています。
萩も、たくさんの葉を付けていますね。
Coffee Base NASHINOKIの前も、新緑がきれいです。
この日は、何人かカフェに入っていましたよ。
参道の南に建つ参集殿。
参集殿の近くにある手水鉢には、青モミジが浮かんでいました。
透明な水が緑色に見えますね。
清涼感を与えてくれます。
境内の南に建つ鳥居。
この鳥居の南側にはマンションが建っており、そのマンションの南にも鳥居があります。
境内の一部をマンションとしており、建設された時には違和感がありましたが、今ではすっかり馴染んでいますね。
梨木神社の新緑は、緑色が濃くなってきていました。
そろそろ新緑から深緑に変わり始める頃ですね。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。