5月初旬に南禅寺に新緑を見に行った後、南西に約10分歩き、京都市東山区の粟田神社(あわたじんじゃ)に参拝しました。
粟田神社もまた境内にカエデが植えられているので、この時期はきれいな新緑を見ることができます。
参道の新緑
粟田神社には、地下鉄の東山駅から三条通を東に約5分歩くと到着します。
粟田神社の参道の前にやって来ました。
かつては、ごちゃごちゃしていた参道ですが、となりにTHE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelが建設されたことで見晴らしが良くなっています。
以前は、三条通から粟田神社があることに気づきにくかったのですが、今はわかりやすくなっているので初めて参拝する方でも迷いにくいですね。
参道を南に歩き、2つ目の鳥居の前にやって来ました。
ここから参道は登り坂となっており、見上げるとカエデの新緑がとてもきれいでした。
カエデの葉は、日差しを浴びると光が透き通るので、まるで輝いているように見えます。
特に逆光だと、より輝いて見えますね。
初夏の境内
参道を上りきり境内に入ります。
境内のカエデも、若葉が黄緑色できれいですね。
手水鉢の近くには、アヒルがたくさんいますよ。
以前は、手水鉢の中に浮かんでいたのですが、今は出されています。
アヒル手水もなかなかおもしろかったのですが。
本殿前の新緑も鮮やかであります。
空も晴れ、初夏らしい清々しい景色です。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)ですから、厄除を祈願しておきます。
本殿の南西には池があり、その前のコケも緑色がしっとりとしていてきれいでした。
木々の葉とともにこの一帯は緑色の空間となっています。
新緑越しに見る拝殿。
境内では、ツツジも咲いていましたよ。
ただ、ツツジは、そろそろ終わりが近いようでしおれている花が目立ってきていました。
今年は、ツツジの開花が早かったですから終わるのも早くなっているのでしょうね。
境内の北側にある展望台へ。
粟田神社は、粟田山の中腹に境内があることから京都市街を眺めることができます。
ここからは、五山送り火も見られますよ。
社務所の下には、犬の置物がありました。
これも狛犬でしょうか。
初夏の粟田神社は参拝者が少なく、静かに新緑を観賞できました。
普段から人は少なめなので、落ち着いて参拝できるのが良いですね。
なお、粟田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。