3月下旬に京都市左京区の南禅寺に参拝した後、近くの最勝院にも参拝しました。
最勝院は、カエデが多く植えられていることから秋に紅葉を見に来ることはありましたが、春に参拝するのは今回が初めてです。
南禅寺に桜を見に行くことはよくありますが、紅葉の印象が強い最勝院には桜を見に行こうと思うことがなく、この時期に訪れることがありませんでした。
満開になった山桜
最勝院には、地下鉄の蹴上駅から北東に約10分歩くと到着します。
南禅寺の水路閣をくぐって山に向かって少し歩くと、最勝院の入り口があります。
南禅寺には、たくさんの旅行者や観光客の方がいましたが、最勝院には、ポツポツとしか人がいません。
参道わきでは、枝垂れ桜が見ごろを迎えていました。
枝が短いため、見ごろでも、あまりボリュームがありませんね。
山門をくぐると、正面に本堂が建っています。
まずは本堂にお参りをしましょう。
本堂の裏山を見上げると、中腹でヤマザクラがたくさんの花を咲かせていました。
境内の外からでも、このヤマザクラが見えたので、最勝院にお参りをしていこうと思ったんですよね。
遠くからだとわかりにくいですが、大きく立派なヤマザクラであります。
ちょうど満開になったばかりでしょうか。
見事な咲きっぷりです。
裏山とは反対方向の南西にもヤマザクラがありました。
こちらのヤマザクラも満開ですが、裏山のヤマザクラほどは大きくなく、花数が少なく見えます。
本堂の裏からも、山の中腹のヤマザクラを眺めましょう。
自然の中に咲くヤマザクラには、強い生命力を感じますね。
先ほど見た参道の枝垂れ桜。
角度を変えると、割と多くの花が咲いているのがわかります。
縁結びの松の足元には、仲睦まじいタヌキ夫妻。
境内から出て、もう一度、山の中腹のヤマザクラを見上げます。
境内の外からの方が、見やすいですね。
最勝院は、いつものように人が少なく静かでした。
桜の数が少ないので、春でも、参拝者が増える感じはないですね。
春に南禅寺に参拝した際は、ぜひ、最勝院にも立ち寄って、裏山のヤマザクラをご覧になってください。
この後は、日向大神宮に桜を見に行きます。
なお、最勝院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。